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「一日中一緒にいても疲れたりしない」自閉症の子向けのロボット

time 2022/09/02

この記事は約 3 分で読めます。

「一日中一緒にいても疲れたりしない」自閉症の子向けのロボット

笑顔で、目をぱちぱちさせ、表情豊かに腕も動かし、何よりも忍耐力が果てしなく強く、自閉症の生徒たちと一日中一緒にいても疲れることはありません。

Movia Robotics社が開発したロボットたちです。
自閉症スペクトラムの子どもたちに寄り添います。
社長兼チーフサイエンティストのティモシー・ギフォードはこう言います。

「彼らは非常に忍耐強く、そして予測可能です。
子どもが誤解するような、ため息やあくびをすることはありません」

子どもと向き合い、子どもに反応しながら、子どもを目の前の課題に集中させることができるロボットを開発しなければなりません。
そのためには、ロボットが行っていることを変えたり、もっと注意を促したり、呼吸法やその他の動作で行動を抑制したりすることが必要だとギフォードは言います。

しかし、このロボットは教師やセラピストが使う「道具」でもあり、完全に自律するものではありません。
教室で大人の代わりになるものではありません。

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米国疾病対策予防センターによれば、2009年から2017年の間に、3歳から17歳の子どもの約6人に1人が発達障害と診断されています。
2018年の研究では、ロボットが子どもとの関わりを促し、子どもの過去の成績に活動を適応させ、ポジティブな社会的スキルをモデル化し、社会的スキルの向上に役立つことがわかりました。

自閉症は、社会的コミュニケーションや相互作用に問題があり、行動や興味が制限されたり、繰り返されたりすることがよくあります。
また、学習、移動、注意の仕方が異なる場合もあります。

そして、対面での人とのやりとりよりも、デバイスを通じたやりとりのほうが対応しやすく、デバイスを使った療育に興味を示すとこれまでの研究で報告されています。

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ギフォードによれば、子どもたちはロボットを「社会的存在」として見て、つながりを持つようになります。
ロボットに目を合わせ、手を上げる練習をし、色や形を合わせ、動きに反応します。
ロボットは「絶対的に信頼でき、予測可能で、確実な存在」になるといいます。

Movia Roboticsは5つのモデルのロボットを販売しており、1体約2000ドル(約28万円)です。

ギフォードは、自閉症の子どもと対話するロボットを設計する上で、彼の「幅広く、異質な」経歴が強みになっています。
米コネティカット大学の元ソーシャルロボット研究者である彼は、心理学、コンピュータサイエンス、ソフトウェアエンジニアリング、バーチャルリアリティ、アニメキャラクターについて専攻してきました。

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今必要なことは、自閉症の子どもたちとより連携することだと考えています。

「ロボットを子どもの前に置けば、子どもはロボットを気にかけます。
問題なのは、それがいつまで続くのか、ロボットとのやりとりで子どもにどんなメリットをもたらせるのか。
私たちは、子どもとロボットとの関係がより長期になるようにしたいのです」

(出典:米Hartford Courant)(画像:米Movia Robotics

すごくかわいらしい、そして扱いやすそうなロボットです。

こうしたロボットが日本でもどんどん普及するといいなと願っています。

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(チャーリー)

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