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発達障害のモデルは言う「他の誰かになろうとしたら成功しない」

time 2022/10/06

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害のモデルは言う「他の誰かになろうとしたら成功しない」

あるモデルがデザイナーのブランド以上のものを表現しています。

26歳のカイル・ウッドランドは、ランウェイを颯爽と歩き、長身と肩まで伸びた髪でさまざまなデザイナーやブランドのために写真を撮られています。
カイルの写真は多くの人の視線を集めます。

しかし、カイルを見ただけではわからないことが一つあります。

「私は2歳のころに発達障害、自閉症と診断されて、それから自閉症について学び、対処してきました」

かかえる障害が、モデルの世界で生きていくのを難しくすることもあります。

「この業界の人たちは、自閉症スペクトラム障害を持つ人たちに忍耐強くはありません。
すべてが本当に速いペースです。
自閉症をかかえていると、物事を処理するために時間をかけたいと思うことがあります」

カイルのエージェント、「メイン・ライン・モデル」のおかげで、カイルのビジネスの最初の年は、全国キャンペーンとニューヨーク・ファッションウィークでの出演など、スタイリッシュな成功を収めることができました。

メイン・ライン・モデルののオーナー兼ディレクターのラライン・コールデンは、カイルを起用したショップやデザイナーは、本当にカイルのことを気に入っていると言います。

そして、カイルはこう言います。

「私はとてもクリエイティブです。
私は才能があります。
そして、自閉症スペクトラムもかかえています」

このような率直さは、どのような障害を持つ人にとっても大切なことだと、擁護者たちは言います。
ディサビリティ・プライドPAの創設者兼事務局長であるヴィッキー・ランダースは、誰もが障害を隠さなければならないと感じる必要はないと言います。

「4人に1人が障害を持っています。
誰もが自分のことを誇りに思うようになっていいのです」

カイルは、アダム・サンドラーと共演したNetflix映画『ハッスル』への出演をはじめ、輝いています。
また、自身のYouTube番組「カイル・ウッドランド・ショー」で、自分のストーリーを伝えることで、自閉症へのイメージを変えたいと願っています。

「私は自分自身であることの強い支持者です。
自分を隠そうとしたり、他の誰かになろうとしたりすると、決して成功しないし、本当の自分を見せることができません」

(出典・画像:米6abc

「自分自身である」

多くの方がそうなれる社会を願います。

自閉症の人のマスキング。演じ続けたので本当の自分がわからない

(チャーリー)


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