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自閉症など障害のある人たちがホールで。ダンスは誰でも楽しめる

time 2022/11/17

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

自閉症など障害のある人たちがホールで。ダンスは誰でも楽しめる

障害を持つダンサーのグループが、ホールで初めて生の観客の前でパフォーマンスを行い、固定観念を打ち破ろうとしています。
パフォーマーたちは、視力低下、自閉症、認知症などの症状を抱えながら生活しており、ダンスフロアが自分を表現する場を与えてくれると言います。

ファイナリストのアユナは、次のように語っています。

「15歳までは健康で、活動的で幸せな生活を送っていました。
車いすを使うようになった以外は、何も変わっていない気がします。
私は胸椎の脊髄に炎症を起こし、その結果、体の半分の感覚を失ってしまいました。
しかし、世界中の素晴らしい人たちに出会えたことは、とても幸せなことだと思います。
以前は社交ダンスをやっていて、ダンスフロアに戻ることをずっと夢見ていたんです。
今、私はついに成功したのです!」

13歳で自閉症のヒシャームは、ボリウッド音楽に合わせて踊っており、伝統的な「ダンディヤ」という棒を使って練習してきました。
両親はこう言っています。

「ヒシャームは私たちの一人っ子です。
健康に生まれ、2歳までは発達に問題もありませんでした。
しかし、大きくなるにつれて、一言もしゃべらなくなることを心配しました。

息子は大きく成長しました。
息子の功績をとても誇りに思っています。
とくにダンスは、息子が自信を持ち、感情を表現するのに役立っています。
私たちは息子のパフォーマンスを見るのを楽しみにしています」

このイベントはインクルーシブ・ダンス・カンパニーであるステップ・チェンジ・スタジオと英ウェストミンスター市議会が行っています。

「障害者の10人に8人はもっと活動したいと願っています」

そう、イベント創設者のラシュミ・ベッカは述べています。

「新型コロナウィルスにより、障害者の健康やフィットネスに関するサポートが減少し、障害者の健康やフィットネスに関する障壁が増加しました。
しかし、終息後に身体活動を再開したいと考える障害者は10人に3人以下でした。

今年で3年目を迎えるこのイベントは、体を動かす機会に乏しく、ウェルビーイングに大きな恩恵をもたらす障害者の方々を対象としています。
ファイナリストたちが、立ったり座ったり、ジマーフレームやセンサリー小道具を使って踊ったり、音楽に夢中になる姿を見るのは素晴らしいことです。

ダンスは誰もが楽しむことができるものです。
このような取り組みが、踊れるのは限られる人たちという認識を覆し、素人からプロフェッショナルレベルの人まで、ダンスは楽しめるものだと知ってもらえればと思います」

(出典・画像:英itv

誰かに見せるということはありませんでしたが、うちの子も小さなころから好きな音楽がかかると、大きな笑顔でノリノリで踊りだします。

見ているこちらも本当に楽しく幸せになります。

自閉症の困難に役立つ。「ダンス」の脳を同期させる効果の研究

(チャーリー)


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