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自閉症の少年がボクシングで成長。情熱をもてるものを見つけた

time 2023/04/11

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

自閉症の少年がボクシングで成長。情熱をもてるものを見つけた

ブルース・ギリンは、RGVエリート・ボクシングジムで、自閉症を「ノックアウト」し続けています。

17歳のブルースは自閉症です。
米国では36人に1人が自閉症です。
ブルース母親であるネリーはこう言います。

「コミュニケーションや他者との交流の能力が損なわれています。
息子は週に2回、言語療法に通っています。
3歳のときから通っていて、今も続けています。
ゆっくりですが、少しずつ前進しています」

ブルースにとっては、長い道のりでした。
助けになるようにと、母親のネリーはブルースをスポーツに打ち込ませようと考えました。
空手や水泳をやってみましたが、どちらもブルースにとって良いものにはなりませんでした。

そこでネリーは、ボクシングジムを経営する幼なじみに電話しました。
RGVエリートボクシングジムのオーナーであるルディ・ファレスはこう言います。

「彼女は私に息子のブルースについて自閉症だと言いました。
社交性がなく、あまり騒がしいところは好きではありません。
そう紹介しました。
私は、一緒にできるかどうか試したくなりました」

それは、2018年のことでした。
当初、ブルースはまだ臆病で、ジムの他のボクサーたちともなかなか関わることができませんでした。
しかし、時間が経つにつれて、ブルースはより楽しむようになり、ボクシングというスポーツを本当に受け入れていきました。
ブルースは一度もトレーニングを欠かしたことがありません。

「今では、息子はリ他の相手と戦うことにも問題はありません。
息子は彼はそれを愛しています。スパーリングが大好きです」

このジムがブルースの姿勢を変えただけではありません。
ブルースが、ジムの人たちの人生も変えました。

「母親のネリーが私にチャンスと自信を与えてくれたと思っています。
ブルースと一緒にできることに感謝しています。
私にとっても、新しい発見でした。
特別支援を必要とする子どもたちと一緒に仕事ができることに、私は情熱をもっています」

そう、ファレスは言います。
ブルースは、このジムでトレーニングをするようになってから、他のスポーツにも挑戦するようになりました。

スペシャル・オリンピックでは、400メートルリレーチームの一員として金メダルの獲得もしています。

「ブルースは私のジムでトレーニングをするようになるまでは、走ったことがなかったと言っていました」

母親のネリーはこう言います。

「今では、走ることはブルースの大好きなことの一つです」

ブルースは自分が情熱をもてるものを見つけました。

「息子はここで社交的にもなりました。
息子はここが大好きなんです。コーチが大好きです。
他の子どもたちもいつも息子を助けてくれます。
息子は幸せです。それは私の幸せです」

(出典・画像:米Valley Central

夢中になれる大好きなことを見つける手助けができた。

親としては最高にうれしいことだと思います。

ますます楽しく、活躍し成長していっていただきたいと思います。

私と自閉症の息子、みんなに良かった、柔道場のインクルーシブ

(チャーリー)


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