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発達障害などの子どもたちを癒やす「もふもふ」ひつじの支援

time 2023/06/20

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

発達障害などの子どもたちを癒やす「もふもふ」ひつじの支援

イギリス人の2人の女性が、ひつじを使って心を癒す、メンタルヘルスに悩む人たちのための支援グループを立ち上げています。

エマ・レッドマンとピッパ・アシュトンはたった1頭のひつじで「EWEトーク」を立ち上げ、今では7頭のひつじと2頭のヤギを飼い、支援活動を行っています。

「発達障害や精神衛生上の問題に悩む人たちを、動物はとても助けてくれる存在です。
しかし、ひじつはこうした動物として利用されたことはありませんでした。
多くの人は、馬や犬を思い浮かべるはずです」

この非営利団体を立ち上げたのは、レッドマンがヴァレー・ブラックノーズというめずらしい品種のひつじを購入できたことがきっかけでした。
この品種は「勝ち気」な性格でありながら、「愛犬」のような穏やかな気質を持っているそうです。

「私たちは安全な空間を提供します。
私たちと話したい場合は話せばよいですし、ただ、ひつじと一緒に走り回って、遊び、笑っているだけでもいいです。
私たちは、私たちを必要とするすべての人を助けるためにここにいます。
私たちにはできると信じています」

米国疾病管理予防センターによると、米国の成人の5人に1人以上が精神疾患を抱えて生活しており、2~8歳の子どもの6人に1人が「精神、行動、発達障害」をかかえています。

現在は、精神的な問題をかかえた子供たちを農場に受け入れています。
ひつじの仲間たちと一緒に、今後は学校を訪問していきたいとも考えています。

「私たちは神経多様性や精神的な問題をかかえる子どもたちのウェルビーイングと感情的なサポートに重点を置いています」

今でも、動物たちを連れて、地元に住む人たちのところへ訪問しています。

「私たちは、2匹の動物を車に乗せて、この地域のどこへでも行く、ユニークな移動サービスも行っています。
人々の家に訪問し、孤独や孤立と闘っている人たちを助けます」

今では毎週やってくる女の子がいます。
最初は、ひつじに触るのを嫌がりましたが、すぐに変わりました。

「その女の子はそれから、ひつじをずっとだっこしていました。
1時間以上も、私たちは話しました。
それ以来、毎週ここに来ています。

子どもたちが動物と一緒に過ごすことで、幸せになっているのを見るたびに、私たちは前進する、変化をもたらすための情熱を持つことができます」

自分たちが支援できていることを光栄に思っています。
そして、もふもふな生き物と一緒に人々の生活に変化をもたらしていきたいと2人は言います。

(出典・画像:米NEW YORK POST

もふもふに、多くの人が癒やされそうです。

うちの子が小さなときに、とある牧場に行きました。

たくさんのひつじにメェメェ囲まれて、ふだんは何も怖がったりしないうちの子が、恐怖を感じて大泣きし始めました。
怖い体験をさせて悪かったという気持ちと、ちゃんと感情があるんだという安心感をもったことを思い出しました。

自閉症の人と競走馬として活躍できなくなった馬が助け合う場所

(チャーリー)


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