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自閉症の息子と数字に強い母が始めたクッキー事業。雇用もしたい

time 2023/10/08

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

自閉症の息子と数字に強い母が始めたクッキー事業。雇用もしたい
  • 自閉症の子供が社会で働く可能性はあるのか?
  • 家族の中で自閉症の子供とどうやってコミュニケーションをとればいいのか?
  • 自閉症の子供にとって自宅での療育活動とはどのようなものか?

母親のケリー・カストロは、7歳の息子、カーソンが選んだ道に従って、金融業界でのキャリアを後にしました。
新型コロナウィルスの感染拡大中に自宅でカーソンと一緒に焼き菓子を作って過ごした日々から、始まった旅です。

カーソンは自閉症です。
カーソンが殻に閉じこもらないように、引き出す方法として、一緒に焼き菓子を作るようになりました。
カーソンはとても喜びました。

この月、地元の2つのレストランの棚から160個のクッキー生地が売れました。
これが、カストロ家がビジネスにしようと思うきっかけとなりました。

2023年9月に開業した「カーソンのクッキー生地」は、カーソンのような障害を持つ人たちを雇用することを目的にしています。
カーソンのような障害をもつ子どもの両親は、将来を心配して夜も眠れないことがあります。
ケリーは息子について次のように語ります。

「息子は、他の人々が当然のように考えること、話すこと、コミュニケーションを取ることなど、当たり前のことをするために思考することを学ばなければなりません。
息子がどれだけ頑張っているかを見てきました。

私たちの他の子どもに将来について尋ねると、彼らには無限の可能性があります。
しかし、カーソンの将来は大丈夫でしょうか?」

カーソンはクッキーが大好きで、クッキー生地を作ることも大好きです。
パンデミックの間、学校の授業がリモートで行われたとき、家族はカーソンを幸せにするためにたくさんのクッキーを作りました。
すると、言葉も出るようになってきました。

「それは息子にとって療育のようなものでした。
私たちは作ったすべてのクッキーを食べることはできなかったので、友だちに配ることを始めました」

ケリーは以前の仕事で財務予測を行っていました。
ケリーと夫のビクターは、会社の財務部門で出会っています。

パンデミック初期には、新型コロナウィルスの感染についての理解が不足していたため、安心して自分たちで焼いて食べられるように、焼く前のクッキー生地を提供することに決めました。

「私たちは、私たちが焼いたものを誰もが食べてくれるかどうかわからなかったのです。
当時は非常に神経質になっていました。
だから私たちはそれを丸めて、ただ焼けばよいようにして配りました。
それは素敵な、便利なおやつでした。
家中が素晴らしく香るようになりました」

友だちや近所の人々に配ったこの「おやつ」は、レシピを調整するのに役立つマーケットリサーチとなりました。

「私たちはさまざまなレシピで遊び、少しずつ調整し、異なる方法でパッケージ化し、友だちと近所の人々に配り始めました。

『このクッキーの感想を教えてもらえませんか?』

2回目、3回目、4回目に持って行くと、待っていることがありました。
彼らは、私たちのクッキーを楽しみにしていました」

最終的に3つの味に決定しました。
チョコレートチップ、モラセススパイス、そしてギラデリチョコレートを使用して中心がしっとりとした外層と対照的なクリスピーな外層が特徴のチョコレートクリンクルです。

この頃、ケリーは2つのレストランを所有するジーナ・ヴァッカロと出会いました。
ケリーはヴァッカロに、地元の学校のための募金活動を手伝ってもらえないかとお願いしました。
ヴァッカロはこう言います。

「多くの人に、それを自分のことのように思ってもらわなければなりません。
なぜそれをやっているのかのストーリーを伝える必要があります。
同じ状況にある人は多くいます。
それを知れば、誰がそれをサポートしたくないでしょうか?」

ヴァッカロは自分の2つのレストランでクッキー生地を販売するようになりました。
ケリーは自分の家族を超えて考え始めました。
この事業でどれだけの「意義のある」仕事を創造できるかを考え始めました。

パッケージングを行う人々が必要です。
製品に情熱を持って話すことのできる営業担当者が必要です。
配達チームとバックオフィスのスタッフも必要です。

障害をもつ人たちの雇用機会の需要は大きくあります。
次の10年間でアメリカでは、自閉症スペクトラムを持つ50万人以上が学校を卒業すると推定されています。
現在、就業機会の不足のために25歳の自閉症スペクトラムのほぼ半数が給与をもらったことがありません。

ケリーは次のように言います。

「究極の目標は成長し、他の場所も作り、各場所に常駐の社会福祉士または専門家を配置し、そこで働くすべての人が、自分がしていること充実感を持てるようにしたいと考えています。

それができるよう資金を提供するための基金を設立したいと考えています。
私たちの究極の目標は、自閉症の人たちが充実感と関与を持って働けるようにすることです。
まだ、従業員はいませんけれど」

現時点では、彼女とカーソンが調理をし、配送もしています。
同時に、障害のある人々を雇用するための類似の使命を持つ他のビジネスの事例についての研究もしています。

(出典・画像:米northjersey.com

すごくおいしそうなクッキーです。

ぜひ、その目標を実現してください。

心から、応援し願います。

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(チャーリー)


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