米マサチューセッツ州ニュートンにあるバブル歯科は、子どもたちの診察恐怖をなくすことを目指しています。
「他のどの要因よりも恐怖が人々を歯医者から遠ざけています。
多くは根拠のないものです」
そう、オーナー兼CEOのアンナ・ベリック博士は言います。
「ありのままのあなたで来てください。私たちは協力して、最善を尽くします。歓迎します」
遊び心たくさんの海をテーマにした部屋、待ち時間に遊べるゲーム、小児歯科に特化した専門スタッフ、多くの子どもたちがここへ来るのが好きな理由は明らかです。
「歯医者さんってかっこいいよ。魚が好き」
６歳のレーガン・ダーは言います。
しかし、ここでは特別なサービスも提供しています。
自閉症スペクトラムの子どもたちのためのサービスです。
「普通ではない人にとっては非常に難しい。
誰も自閉症コミュニティへの扉を開いてくれなかったんです。
ただ、見てあげる。
ではなく、歓迎します。ここに来て欲しい」
そう、ベリック博士は言います。
「特別支援が必要かどうかにかかわらず、すべての親にお勧めします。
みんな親切で、礼儀正しく、賢い」
そう、レーガンの母、クリスティンは言います。
バブル歯科では、最初の診察前に子どもたちが見学するための訪問をスケジュールできます。
ここでは、ゴーグルとしての楽しいサングラス、重い毛布、ノイズキャンセリングヘッドホン、座る必要のないX線機、そして子どもがオープンルームの騒音が苦手な場合のための静かな部屋を提供しています。
「本当に落ち着いて、騒音がなく、跳ねたり、周りに活動がないことが時には必要です」
そう、ベリック博士は言います。
診察のために介助犬をリクエストすることもできます。
「単なるかたちではだめです。
それを本当に何かにするためには、コンセプトを受け入れなければなりません。
それが実際にここでの考え方です」
多くの神経多様性のある子どもを持つ家族にとって、ここでの経験は彼らの人生を変えました。
「余分な家族が周りにいない、静かで、早朝に設定されるなど、多くの配慮がありました。
私たちにとって、すばらしい時間でした」
そう、母親のクリスティンは言いました。
子どもたちと長期的な関係を築く歯医者を見つけたかったと言います。
ここの歯科のスタッフは娘のニーズを認識することに長けていると言います。
「私たちが直面する一部の課題は、ルーチンから外れることです。
なので、毎回同じルーチンをここで行うことができるのは本当に助かります。
最初に話す、次にブラッシング、そしてリンスをする、いつも同じです」
ここでは治療する場合に、すべてのニーズの子どもたちの雰囲気を読む方法を知っています。
「時には口頭で伝えるのが難しいこともありますが、スタッフは快適な期間に話すか、それを静かにさせるのを待つのにとても忍耐強いです。
娘ができる行動と、娘がどういう人であるかをとても意識してくれます」
ここバブル歯科の最終的な目標は、子どもに発達障害があるかどうかにかかわらず、歯医者に行くのが大好きになってもらうことです。
（出典・画像：米CBS NEWS BOSTON）
すばらしい歯医者さんです。
大人でも行くのは苦手なのに。
ここだったら、たしかに行くのが楽しみになるかもしれませんね。
（チャーリー）
