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コントで発達障害の子たちが感情表現を学ぶ

time 2017/02/15

この記事は約 4 分で読めます。

コントで発達障害の子たちが感情表現を学ぶ

発達障害の子の多くは、まわりとやりとりをしたり、友だちを作ることに困難をかかえます。
それは、身振りや表情から、感情を読み取るのが難しいためです。

私たちの多くは、自然にそれができるようになりましたが、
発達障害の子たちに教える方法ができるかもしれません。

米インディアナ州立大学の心理学研究所は、即興コントで教えようとしています。

レイチェル・メイガンはこの大学の博士課程の学生です。
メイガンが先生になって、高機能自閉症の6歳から9歳の子のクラスを作りました。

そのクラスでは、人とやりとりする方法、コミュニケーションについて、いろいろ行ってみます。

例えば、メイガンはこう言います。

「顔で表情を作ってください。体で感情を表してください。声だけで感情を表してください。」

即興のコントをしてみようと考えたのは、子どもたちを別の状況において、自分の気持ちをどうやって見せるかを考えさせることは、日常生活でのコミュニケーションにも役に立つ可能性があるためです。
発達障害の子からすれば、表情や身振りなどで伝えるのは、外国語を話しているかのように思えるのです。
とメイガンは言います。
そして、この外国語を学ぶ必要性を感じないのです。
発達障害の8歳のショーが、教室に入ってきて準備をしました。

夢中になって手足をふり、準備しています。
ショーは、不安症と注意欠陥障害をかかえています。
ショーは興奮しています。

子供たちは封筒の中から文章を選びます。
感情が書かれたカードのどれかをくじのように選びます。

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そして、文章をその感情で読み上げます。

子どもたちは、感情について、考えてみてやってみます。
難しい場合もあります。
その文章が感情的なものでない場合です。

「終わり!」
他の子どもが考え続けているのを見て、9歳のジェイクが言います。

「うーん、悲しいかな。」
誰かが言います。

「違うよ。」
ジェイクが言います。

「怖い?」

「違う。」

「幸せ?」

「そう!その通り!」

レイチェル先生は、教えるべき瞬間がわかっています。
「どうすれば、ジェイクは幸せを表現することができる?」

発達障害のショーの妹の6歳のサイラスは、発達障害ではありませんが、弟と一緒に参加しています。
サイラスはわかりました。

ジャンプしながら言います。
「いえーい!やったー!」

「そう。そうやって飛び跳ねて、少し大きく高く声を出すの。」
レイチェル先生は説明します。

次は、コントをみんなでします。

コントをする瞬間は、不安になります。学校に初めて行った日のようです。
発達障害の子にとっては、その不安度はさらに高いものです。

「即興のコントは、楽しくて安全なものです。
そして、練習ができる機会となります。
そこで間違ったって、何も心配するようなことはありません。」

インディアナ州立大学の研究員のジム・アンサルドが言います。

アンサルドは、発達障害の子たち向けに即興コントサマーキャンプを行っています。

発達障害の子ども向けの即興コントをするようなプログラムは、ほとんどなかったのが、今は徐々に増えてきているといいます。

即興コントは、人と人とのやりとり、コミュニケーションの技術がつまっているものだとアンサルドは言います。

ショーの母親のジャナも、息子に役立っているといいます。

ショーは、多動で歩きまわってしまいます。
しかし、教会できちんと自己紹介をすることができたといいます。

「僕はショーです。8歳です。」

そして、歩きまわらずに手を上げて振っていました。
きちんと、待つことができるようになったんです。

研究者たちはこれを即興コントが改善につながった、実社会で役に立った、一つの例として捉えています。
これまでにも、この取り組みが有益なものと思える例がいくつもありました。

(出典・画像:米npr

間違ったってよい、いろいろ状況を設定できる、複数の人が集まって行える社会的な体験。

となると、演劇なんでしょうね。

演劇の経験はありませんが、障害のあるなしに関わらず、実社会では役に立つものだと思います。

人形劇もよいようです。

人形劇での発達支援プログラム

(チャーリー)

 

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