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発達障害者向けでないこの世界を知る、描く

time 2017/03/07

この記事は約 3 分で読めます。

発達障害者向けでないこの世界を知る、描く

ミカエラ・シェルドが17歳の時に、両親は絵を描くための道具を買いました。
それは、数学が得意だったシェルドにとって、新しい世界の始まりとなりました。

「正直に言うと、芸術には関心がありませんでした。
それがある日、寝室の壁に絵を描きました。
17歳の頃でした。
すると、なんだかとても楽しくなりました。」

シェルドがそう言います。

物理と数学を専攻していたシェルドが絵を描いていこうと決めたのは、大学を卒業してから決めたことでした。

「私は、数学と物理をもっと学びたいと考えていました。
しかし、絵を描きたいという気持ちのほうが大きくなったのです。

私は、自分自身の中で起こっていることを描くことからはじめました。

それでますます絵が好きになりました。
絵を描いていると、今までになかった感情を持つことができました。」

シェルドは大学を卒業すると、近くの難民の子ども向けの学校で数学の教師になりました。

そしてその2年後、教師をやめて絵で生活をするようになりました。

今は29歳。たくさんの絵を描いたり、写真を撮っています。
大きな海の風景を描いたり、自分の絵を展示するギャラリーも持っています。

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しかし、シェルドは自分は創造的ではないといいます。

「私は創造的ではありません。ただ、世界を、自分なりに見ているだけなのです。

私が肖像画や風景画を描いている時には、ただ描いているだけではありません。
私が感じる何かを描いています。

自閉症である一人として、感じる何かを描くことはとても意味のあることです。
私にとっては、世界は信じられないほど騒がしいのです。」

シェルドの絵画の中でも、最も印象的なのは肖像画です。
じっと見つめる視線と大胆な表現が特徴です。

モデルを見て描くことはしません。写真を見て描きます。
目の前にある光景を描くのではなく、自分の経験を頼りにして描いていきます。

「人間の顔には、恐ろしいほどの密度の高い情報が詰まっています。

一度にすべてを知るには、多すぎます。

疲れている時には、人の顔をみることができなくなります。
痛く感じるほどの、たくさんの情報がそこにあるからです。

私は、自分のスタジオで、このたくさんの情報の中をさまよいます。
人間の顔から出てくるたくさんの情報を処理して、翻訳することに夢中になります。」

シェルドは、それはとても疲れるといいます。
自閉症であるシェルドは、自閉症の人として、感情、音、におい、重さ、感触を感じます。

「部屋から出て、うまく過ごそうとしている間は、本当に疲れます。
スタジオの中で、絵を描いている時には、集中して過ごすことができます。
ずっと没頭しています。」

シェルドが感じたのと同じことを、絵が感じさせるようになるまで、描くことを続けます。
「私は、発達障害の人向けになっていないこの世界を知ることにたくさんのエネルギーを使います。
絵を描くことは本当に疲れます。しかし、それに見合う価値があります。」
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(出典・画像:米The MIGHTY

人は違った見え方があるからこそ、見えるものがあります。

この絵で感じるのが、それなのでしょう。

発達障害が障害ではなく、むしろ優位になったことを示す一人ですね。

絵が服にまで使われるようになった方もいます。

発達障害青年が描く絵が売れ、服にもなる。

(チャーリー)

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