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発達障害青年は自分を重ねイラストを描いた

time 2017/04/04

この記事は約 4 分で読めます。

発達障害青年は自分を重ねイラストを描いた

児童書の著者のピーター・バロンが最新刊で発達障害の青年のイラストを起用した理由を話します。

小さかった頃から、ジョナサン・レイズボローは違っていました。
全くまわりに馴染むことができず、友だちを作ることもできませんでした。
いじめられていたこともあります。

小学生になったときに、ジョナサンはアスペルガー症候群と診断されました。
発達障害の一つです。
障害があることがわかったにもかかわらず、家族たちはむしろ安心しました。

「息子がたくさんの困難を抱えていた理由がわかりました。
すくなくとも私たちが対応してきたことについては。」

そう、母親のヘレンは言います。

しかし、多くの発達障害の人のように、ジョナサンはただ違っているだけではありませんでした。
ジョナサンには絵の才能がありました。

物心がつく頃には、ジョナサンは絵を描いていました。

発達障害青年は自分を重ねイラストを描いた h1

ロアルド・ダールの本が好きで、クエンティン・ブレイクのような子ども向けの本のイラストレーターになりたいと思うようになりました。
クエンティン・ブレイクはビッグ・フレンドリー・ジャイアントやファンタスティック・Mr.FOXのキャラクターを描いています。

「本の描かれている想像の世界や、絵を通じて生き生きと現れるキャラクターが大好きでした。」

ジョナサンはそう思い出します。

ジョナサンの絵を描くことへの情熱は年令を重ねることに、ますます強くなっていきました。
今は18歳。クイーン・エリザベス六世・カレッジで絵を専攻しています。

ジョナサンは一年前に、若者向けのVibeアワードを授賞しています。

その時に、私はジョナサンの絵の才能を知りました。
児童書のイラストレーターになりたい希望もそこで聞きました。

偶然、私は最新刊の「スノードロップ」のイラストレーターを探していました。

その本は、アルビノのハリネズミの赤ちゃんがその色から、他の動物に襲われる危険が高いために、保護された。
というニュースからインスピレーションを受けて書いたもので、スノードロップが偏見に負けないお話です。

Vibeアワードの授賞式の後、ジョナサンに話をして私は新しい本のための原稿を送りました。

数週間後、ジョナサンはとても美しいイラストを送ってきてくれました。
それらのいくつかが、この本のページになっています。

発達障害青年は自分を重ねイラストを描いた h5

ジョナサンの才能は明らかです。
すぐにすごいイラストレーターであることがわかりました。

その頃に、イギリスの北東部発達障害協会が、自閉症スペクトラムの人がもつ技量をもっと活かし雇用が進むようにと企業経営者への宣伝活動を行っていて、私は支援をしていました。

この団体の最高責任者であるジョン・フィリップソンも、ジョナサンのイラストを見て驚き感動をしました。

そうして、北東部発達障害協会も、発達障害の人の才能を紹介できる機会になると考えて、この本の出版にかかる資金の協力をしてくれることになりました。

「ジョナサンは、素晴らしい、自閉症スペクトラムの人が持っている能力を示す素晴らしい例です。」

ジョンは言います。

「ジョナサンの夢は子ども向けの絵を描くイラストレーターになるということです。

私たちがその夢を実現し、発達障害というラベルを越えてあらゆる場所の、企業経営者にメッセージを送るのを助けてくれることは、私たちにとっても大きな喜びです。」

ジョナサンの父親のマークは芸術家です。
次のように言います。

「私は発達障害の人がもっている能力・財産が多くの人に理解されていないと思っています。
このように、本が出版されるのはとてもよいことです。
ジョナサンは自分が抱える困難を克服するために、とても頑張ってきました。

本が出版されるのは、息子に与えられた最高のチャンスです。
私たちは、息子を信じています。誇りに思っています。」

発達障害青年は自分を重ねイラストを描いた h4

ジョナサンはイラストの最終調整をしています。

この本は秋に出版される予定です。
ジョナサンも収入を得ます。

「私は主人公のスノードロップに自分を重ねました。
自閉症スペクトラムの人たちは、まわりの人とは違っているように感じています。
まわりにうまく馴染めません。しかし、それがどうしてかわからないのです。」

「私はこのお話がとても美しく。
そして関われるのは、とても幸運なことだと思います。
イラストが、この本のお話をうまく伝えてくれることを願っています。」

「心温まる話ですが、強いメッセージを含んだお話です。
違っているからといって、判断するのは間違っているのです。」

私が書いたこの本で、ジョナサンは間違いなくすごい人だとわかるはずです。

発達障害青年は自分を重ねイラストを描いた h2

(出典・画像:英The Northern Echo

他とは違って、白く生まれたハリネズミが苦労しながらも、成長して活躍する話なのでしょう。

すばらしい才能がチャンスが巡ってきて、花が開きます。

誤解をなくす取り組みにもなるはずですね。勇気づけられます。違っていいんです。

 

子どもの世界を描いているお父さんもいます。

発達障害の子の周りの世界を本で伝えたい

(チャーリー)

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