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走ることで特別支援の子たちが成長していく

time 2017/05/25

走ることで特別支援の子たちが成長していく

ウィンザー・ハイスクールの生徒たちが「ジャガーのように走るクラブ」で、それぞれのペースで走る練習をしています。

マシュー・ガードナは走り終えるたびに、大声を出します。
「スーパー速い!スーパーパワー!」

走る練習を終えたマシューに気分を聞いてみました。
「僕はキャプテン・アメリカ、スティーブ・ロジャースのようなスーパーヒーロー!」

そうマシューは答えます。
21歳のマシューはスーパーヒーローが大好きです。

「息子は今は、ランナーマンなんです。」
そうマシューの母親のカレン・ガードナが言います。

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ウィンザー高校で指導するスペンサー・リバラは、2つの特別支援のクラスをみています。

週に一度、月曜日か火曜日にこの走るクラブを行っています。
最初は軽い体操とランニングから初めて、今は本格的に走っています。

最近の練習では、めいっぱいに走る生徒たちもいます。
一方で、自分の安定したペースで走る生徒たちもいます。

「私は彼らのコーチで、彼らを支援することに誇りを持っています。
走るフォームを直すだけでなく、心を助け、集中出来るように助ける。

これが、彼らにとっていいことだと考えています。
それができることを本当に誇りに思っています。」

スペンサーは、走ることが心にもたらすメリットをよく知っています。

スペンサーには聴覚障害があります。
走ることは学校やそのほかの環境で、集中できるようになるのを助けると語りました。

「私は軽度の自閉症スペクトラムもあります。
走ることは、私の役に立ちました。

それで、集中することができるようになりました。
出来ないことではなく、できることに集中できるようになりました。」

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このような考え方は、クラブの生徒たちにも広まっていきました。

スペンサーの父親である、マイク・リバラがそう言います。

「そうやって、息子のスペンサーは社会に受け入れられるようになったのです。
生徒のみんなも今はそう考えるようになっています。」

スペンサーは走ることを通じて、エンドルフィンがいっぱいになるような幸福感や、仲間からの応援を感じるような経験を生徒たちにしてほしいと思っています。

「息子のスペンサーは、クラブの生徒たちの苦労がよくわかります。」

父親のマイクはそう言います。

まわりの人に厳しい目で見られてきたことを知っています。

「ここでは、人にどんなふうに思われても、どんなに遅くてもかまいません。
変なふうに思う人はここにいません。

それが、スペンサーがこのクラブを行っている理由です。」

ウィンザー・ハイスクールの先生であるスティファン・ティネリも、このクラブ活動が多くの生徒たちにとって、毎週の楽しみになっていると言います。

「生徒たちは、スペンサーを友だちのように思っています。
そうして生徒たちも交流をしはじめます。集まれば始まるというものではありません。」

4周を走り終えた生徒にもたずねてみました。

「スペンサーは私の友だちです。」

どうしてそう思うのかたずねてみると、彼女は答えました。

「スペンサーはかっこいいし、頭がいいし、私は彼が好きだから。」

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教室の授業だけでは、このような関係は生まれません。

「外で走ることには、教室の中だけではできないたくさんの学習機会があります。
社会的なスキルを身につける一番の方法は、テキストを読むのではなく、社会的なスキルを使うことです。」

一人の生徒が最後には走れなくなり、歩いてきました。

スペンサーがゴールで迎えました。

「がんばれ!もう少し!エディーよくがんばったね!」
生徒の手をとり、ハイタッチをしました。

エディーには、こうする意味がわかっていないようですが、スペンサーは笑顔です。

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別の生徒は、ほとんど話すことがなかったのですが、走っている間は、

「僕はジャガーだ!スペンサーと一緒のジャガーだ!」と繰り返し声に出していました。

 

スーパーヒーローが大好きなマシューは、このクラブ活動がいつも楽しみです。
そのため、クラブの日には特別な靴を履いていきます。

「息子は楽しみで興奮するんです。そしていつもその話をするんです。」
母親のカレンがそういいます。

走り終えたマシューに、指導を行っているスペンサーのことをたずねてみました。

「僕は走るのが大好きです。

スペンサー?、スペンサーをどう思っているかって?
スペンサーは強い。

そして、スペンサーはスーパーヒーローです。」

ここに来れば、それを否定できる人はいないはずです。

(出典・画像:米The Press Democrat

きつくない、楽なペースで走るのはよいと思います。私もよく走っています。

うちの子どもと手をつないで走ることも。

最近は横断歩道を急ぐときくらいしかありませんが、けたけた笑いながら一緒に走ってくれると本当に楽しくなります。

もっと一緒に走りたいです。

 

走る!走る!障害を乗り越えてきた青年

(チャーリー)

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