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発達障害少年が先生になって絵を教える教室

time 2017/08/25

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発達障害少年が先生になって絵を教える教室

一枚の絵は1000の言葉に匹敵する。
こんなことを聞いたことがあるはずです。
17歳のリケイ・ケリーにとって、それは本当のことです。
「絵を描くのが大好きです。
絵を描くのは私の運命なんです。
私の夢は、有名な画家になることです。家族のために。」
リケイは発達障害です。
絵を描く事で、自分を伝えることができるようになりました。

そして、同じようにできるように他の人たちにも教えたいといいます。
「ずっとそう思ってきました。」
オーサム・アーツは、発達障害や特別支援が必要な子どもや青少年のために、10週間に渡って行われる週に一度の無料のプログラムです。
リケイは母親のミシェルの助けを借りながら、そこで教えています。

オーサム・アーツはリケイの祖母たちによって始められました。
「アートは孫に生きるための能力と責任感を与えてくれました。
リケイには障害があります。そう言われてきました。
しかし、障害ではありません。それは能力なんです。」
そう祖母のマーガレットが言います。

リケイは8歳から12歳の子どもたちに絵の描き方を教えます。
それは、子どもたちの運動機能の改善にもつながります。
リケイの母親のミシェルはこう言います。
「これは、素晴らしいことです。
息子のリケイは、誰でもみんなが出来るということを、言葉にして伝えることができません。
しかし、それを伝える才能を持っていたんです。」
(出典・画像:カナダGlobal NEWS

絵が大好き。でもうまく話すことができない。
だからこそ、絵を描くことの楽しさ、発達障害の子どもがかかえる困難を知っての先生になるので、教えてもらうほうも、先生となっている彼も楽しく、多く学べると思います。
発達障害の方を先生にした、こういう取り組み、どんどん増えるといいですね。
自閉症の息子が父の教えてくれた5つのこと。

(チャーリー)


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