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発達障害や知的障害の人が運動できるようにマンツーマン支援

time 2018/01/03

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発達障害や知的障害の人が運動できるようにマンツーマン支援

カナダのウィンザー大学の学生たちにより行われているプログラムは、発達障害や知的障害の人が運動することを支援しています。
フィット・トゥギャザーというこのプログラムは、エセックス郡の市民健康課とウィンザー大学のアダプティブ・フィジカル・エクササイズ研究チームが協同して行っています。
1週間に2回、マンツーマンで90分間トレーニングを行う、無料の12週間のプログラムです。
これまでに40人が参加しています。
これほど多くの障害の人が参加するプログラムは初めてのものだとケリー・カー博士はいいます。
そして、トレーニングを終えるたびに、目を見張ることがあったと言います。
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「確実に変化が現れています。
私たちは、身体の状況を追跡調査しています。
参加した人たちは力がつき、柔軟性も向上しています。
そして、ほとんとの人でウエストサイズと体重が減少しています。
一番いいことは、参加している人は運動することに楽しさを感じることです。
このプログラムを修了した後には、フィットネスクラブの会員になっている人もいます。」
このプログラムでのトレーニングは、エセックス大学の学生とマンツーマンで行います。
心肺機能を高める運動、筋力トレーニング、ゲームなどを行います。
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ケリー博士はこのプログラムは、発達障害や知的障害の人たちに求められているものだと言います。
「楽しむこと、レクリエーションの観点から重要なのです。
ここには、発達障害や知的障害の人が参加できるように配慮されたフィットネス施設があり、専門の研究を行っている学生がいるのです。」
エセックス郡の市民健康課のナンシー・ワレスゲロは、このプログラムはこれまでの健康福祉の取り組みを利用できなかった人たちを対象とできるために、とても重要な取り組みだといいます。
「このプログラムに参加した人たちは、より健康的なライフスタイルの習慣を身につけて健康になるだけではありません。
自分に自信が持てるようになります。これが、このプログラムの目的です。
ウィンザー大学との共同して行ったことには大きなメリットがありました。
参加している学生たちのエネルギーや献身的な態度は素晴らしいもので、参加している障害の人たちとも素晴らしい関係をつくっています。」
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(出典・画像:カナダWINDSOR STAR
一緒にゲームをしたり、運動をして、うまくできたときの笑顔は本当に最高です。
私もうちの子の笑顔が見たくて、できそうなことは一緒にしています。
大学の学生さんも、きっとそんな笑顔を見てうれしくなって、学生さん自信も楽しくて、やりがいも感じているんだと思います。
発達障害の青年をサポートするフィットネス

(チャーリー)

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