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発達障害の人や家族は厳しい目から逃れるために孤立してしまう

time 2018/05/16

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発達障害の人や家族は厳しい目から逃れるために孤立してしまう

「あなたが自閉症の人に会ったと言うときには、
あなたは自閉症の人のうちの一人に会ったというのが正しい。」
自閉症に関する研究で、世界的に有名なスティーブン・ショア博士のこのセリフは、自閉症の人たちはそれぞれが異なっていることを示すものです。
自閉症「スペクトラム」障害、スペクトラム=連続するものというように、それは様々に多様な状態を示します。
自閉症の二人がいても、状況は同じではなく異なるのです。
そのため、自閉症を簡単に理解することは難しいかもしれません。
重度の自閉症の人は、その人や家族にとって深刻な状況をもたらすかもしれません。
しかし、軽度の人にとってはそうではないでしょう。
オーストラリアのビクトリア州にある発達障害者支援団体のAmazeにより行われた調査では、大多数のオーストラリア人は自閉症について聞いたことがあっても、どう支援するべきなのかを知っている人は1/3以下でした。
そして、地域社会の人たちが適切な支援方法を知っていると答えた自閉症の人は4%のみでした。
自閉症の人の半数以上が、社会的に隔離されていると感じていました。
オーストラリアでは、100人に一人が自閉症です。
支援団体のニコル・ロジャーソンは多くの人たちがこの状況を理解していないと言います。
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「自閉症、発達障害は見ることができません。
目には見えない障害だからです。
発達障害の子どもたちとそうでない子どもたちを、一見して区別することはできません。
発達障害の子の親たちは、子どもが少し変わった行動をとっていても、変な事を言っていても、あまり厳しい態度をとらないでほしいとまわりに願っています。
発達障害の人たちは、たくさんの情報でいっぱいになることがあります。
明るい光やうるさい音、ほとんどの人が気づかないようなことでも、パニックを起こしてしまうことがあります。」
発達障害の子の親たちは、子どもをきちんとしつけることができていない親だと見られる経験をしていると言います。
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「子どもが騒いだりすると、まわりの人の目に親は疲れて、避けるしかなくなります。
スーパーマーケットに来ているときに、子どもがパニックになったりすると、まわりの人が厳しい目で見たり、声に出したりします。
そうされることで、さらにパニックが10倍ひどいものになってしまうのです。」
今回の調査では、オーストラリアの自閉症の人の42%が、まわりの人の目を恐れて家を出ることが難しいと感じていることがわかりました。
自閉症、発達障害の人の多くは、他の人とのコミュニケーションに困難をかかえています。
そのために、多くの人が自閉症や発達障害について知っていても、そうした人たちが快適に過ごせる社会状況を育むのに必要な、コミュニケーションする機会があまりないのです。
「発達障害の人たちに対して、地域社会や組織がもっと受け入れるように見せなければ、そうした機会は作れません。」
そう支援団体のロジャースは言います。
「発達障害の人たちやその家族からすれば、厳しい目から逃れることを選んでしまうために、孤立感を感じる結果になるのです。」
発達障害の人や子どもを受け入れる方法がわからないのであれば、たずねてみるのが一番いいことだと言います。
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「わからなかったら、知っている発達障害の人がいたら、その人や親にたずねてみてください。
間違ったことを言ってしまったりすることを恐れて、コミュニケーションをしないよりも、たずねて学ぶほうがはるかに良いことです。」
発達障害の人や家族からしても、ふだん誤解されていることが多いので、正しく伝えられる機会は喜ばしいものです。
「ただし、自閉症、発達障害の人の一人にあっても、すべての発達障害の人を理解できるわけではありません。
忍耐すること、そして理解することが必要です。」
地域社会が、発達障害の人を受け入れるようになっているのか継続的な問題意識をもつことが重要だと、ロジャースは言います。
「地域社会や組織が、無意識に偏見をもっていないのか考えることが重要です。
例えば、発達障害の人が一人もいないスポーツクラブに入っている場合には、どうしてそうなっているのかを考えてみてください。
私たちの社会が、発達障害の人たちが過ごしやすい社会になれば、それは発達障害の人に限らず誰にとってもより過ごしやすい社会になっているはずです。」
(出典:オーストリアnews.com.au)(画像:Pixabay)
私も同感です。
さまざまな個々の人を尊重できる、そうした地域、学校、企業、社会は、誰にとっても良いはずです。
そして個々を尊重することによって発揮された力は、たくさんの価値ある素晴らしいものも作り上げていくはずです。
みんな違っていい、ニューロダイバーシティ

(チャーリー)

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「わざとしているのか、ねっちさん」
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