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発達障害と診断をされた弟に、姉は大好きな恐竜の本を作った

time 2018/06/02

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発達障害と診断をされた弟に、姉は大好きな恐竜の本を作った

母親のアリソン・マクドナルドは、小学校2年の娘のマリンはずっと文字を書くこと、絵を描くことが好きだと言います。
そして、2歳の息子のヘンリーは本が大好きです。
「息子のヘンリーは、ぬいぐるみや毛布を持ち歩きません。
その代りに、ずっと本を手にもっています。」
ヘンリーが発達障害と診断をされたとき、姉のマリンは弟のために本を作ると決めました。
「娘が言いだしたんです。
さっそく文字を書き、絵を描いて本を作りはじめました。
本当に驚きました。
娘の本には、8種類の恐竜が描かれていて、それぞれの説明が書かれています。」
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ヘンリーは恐竜が大好きです。そのために、マリンは恐竜の本を作りました。赤い恐竜、青い恐竜、大きな恐竜、小さな恐竜。
想像した恐竜を描き、説明を加えました。
赤ちゃんの恐竜には、こちょこちょされるのが好きだと書いてあります。
母親のマクドナルトと父親は、この本をAmazonで販売し、収益を発達障害の支援団体に寄付することに決めました。
マリンは、「ニノスの恐竜」というタイトルにしました。
ヘンリーが恐竜、ディノスをうまく発音できずに、ニノスと言うことからそうしました。
弟のヘンリーは、姉のマリンが作ったこの本が本当に大好きになりました。
母親のマクドナルドは、息子が発達障害と診断をされても、他の子どもと同じように自分の気持ちを表したり、話すことがほとんできなくても、愛する気持ちは全く変わらないといいます。
ヘンリーも母親が大好きで抱きついて、笑顔を見せます。
「発達障害と診断をされて大きなショックを受けましたが、今は考え方が変わりました。
息子は、まず「子ども」なんです。
発達障害として捉えるのは、その次のことです。」
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(出典・画像:米WICKED LOCAL
素敵なきょうだいです。
笑顔になってしまいます。
ずっと、いつまでも仲良くしていってほしいと思います。
発達障害とそうでない兄妹のそれぞれの心配

(チャーリー)


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