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発達障害の子どもたちの社会的なスキルも向上させる空手道場

time 2019/06/02

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発達障害の子どもたちの社会的なスキルも向上させる空手道場

これまでに何十人もの発達障害の若者たちのモチベーションを上げ、コミュニケーションスキルの向上と規律を教えてきた空手の先生が、発達障害の若者向けのトレーニングプログラムを始めました。
ベネズエラ生まれの空手の先生、50歳のフランシスコ・サンタンデールは。このプログラムの良いところは、集中できるようにすることだといいます。
「子どもや若者たちが空手を通じて、心のオアシスを見つけるのは素晴らしいことです。
生徒たちは、数秒から数分間、瞑想するようになります。
そして、空手は集中力を導きます。」
2018年には、14歳から18歳までの発達障害の子ども約50人にトレーニングを行いました。
親たちから、行動の変化に感謝されているといいます。
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「あるお母さんから、話すことができなかった発達障害の息子さんが『こんにちは』というようになったと感謝されました。
こうしたことがいくつもありました。
私たちの取り組みは正しいのだと思います。
子どもたちは、特に社会的なスキルで成長しています。」
この空手道場では、生徒たちが組み手をすることはありません。
先生とのみ行います。
特別支援教育の資格をもつ人たちと共同で道場を行っています。
「空手が上達するということは、強くなることだけではありません。
自分をコントロールできるようになることなんです。
心や体について学ぶ必要があるのです。」
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17歳のニコラス・ペンスは健康になっただけでなく、自分を守ることに役にたっているといいます。
「空手を練習すると、自分が強くなっていく感じがします。」
先生に数回の突きをしたあとにそう言いました。
16歳のアリシア・バロスはこう言います。
「考えることがよくできるようになりました。
集中することができるようになってきたからです。」
空手の先生、サンタンデールはこう言います。
「空手が本当に発達障害の子どもたちの助けになっているんです。」
(出典・画像:米Miami Herald
子どもが興味をもてるもので、健康になり、社会的なスキルも向上するのなら本当にいいと思います。
強くなる感じが自分に自信をつけてくれますしね。
柔術が発達障害の子どもたちをいじめから救い、成長にも役立つ

(チャーリー)


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