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自閉症スペクトラム障害の子の社会的行動を伸ばすテレビゲーム

time 2019/10/07

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自閉症スペクトラム障害の子の社会的行動を伸ばすテレビゲーム

スペインのポンペウ・ファブラ大学の情報通信技術局(DTIC)認知メディアテクノロジー研究グループのナルシス・パレスは、「フルボディ・インタラクション」の研究に取り組んでいます。
人と人との相互作用を研究するためにさまざまなアプリケーションを開発研究を行っています。
サントジョアンドデュ病院と協力して「ピコの冒険」を開発しました。
発達障害である自閉症スペクトラム障害の子の社会的行動を伸ばすツールとして利用できる、全身を動かして人とやりとりを行うビデオゲームです。
楽しく協力をする体験を通じて、自閉症の子どもたちの人とのやりとりを促進させます。
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パレスはこう説明します。
「これまでの実験で、これまでの療育を補完するものとして有効であることが証明されています。
それ以来、『ピコの冒険』は自閉症スペクトラム障害の子どもたちの社会的なやりとりを促進するICTのツールとしてスタンダードになっています。」
この全身を使うビデオゲームは、自由に遊ぶよりも社会的なやりとりを学べることが証明されています。
“Research in Advanced Autism Spectrum Disorders”で発表された最近の研究では、自閉症スペクトラム障害と診断をされた15歳から4歳までの15人のグループが『ピコの冒険』をプレイしました。
サンジョアンドデュー病院とムトゥアテラサ病院の研究者と協力して、参加者の行動を調査しました。
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自閉症スペクトラム障害の子が自由に遊んでいるときに比べて、全身を動かすビデオゲームで遊んだときの人とのやりとりの発生数を調べました。
「自由に遊ぶ。それは人形やボール、押し車などを一人で遊んだり、誰かと一緒に、指導やルールなしに遊ぶ状況です。」
ビデオゲームで遊んだ場合にはより多く社会的なやりとり求められるために、ビデオゲームは社会的なスキルを促進するツールになると考えられます。
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今回の研究結果では、自閉症スペクトラム障害の子どもが一人でも他の子どもとのペアでも、ビデオゲームで遊んだほうが自由に遊ぶよりも社会的なやりとりを行うことが確認されました。
また、ビデオゲームは反復的な行動を少なくし、それだけでなくジェスチャーを使って表現することを多くすることも確認されました。
ビデオゲームは、社会的行動を促進するのに適したツールであると考えられ、従来の治療法を補完するものとして有用であると考えられます。
それを裏付けるさらなるデータを得るために、今後も研究を行うと研究チームは語っています。
(出典・画像:スペインポンペウ・ファブラ大学
体を動かすゲームは、それは良いでしょう。
細かな指の動きはできなくても、体を動かしそれに反応してくれるのなら、重度の発達障害のうちの子でも楽しめそうです。
特別支援学校でもこんなゲームが楽しめるようになったらいいなと思います。
テレビゲームは発達障害の人たちにとって社会とのインタフェース

(チャーリー)

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