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AIチップを頭に埋め込んで自閉症を「治す」というイーロンへ

time 2019/11/18

この記事は約 4 分で読めます。

AIチップを頭に埋め込んで自閉症を「治す」というイーロンへ

親愛なるイーロン・マスクさんへ

あなたの会社、NeuralinkがAIチップを人の頭に埋め込むことで自閉症を「治す」というあなたの主張に私はぞっとしました。それで、この手紙を書いています。

ポッドキャスト「人工知能」でNeuralinkについて質問されたときにあなたは言いました。

「この企業、Neuralinkの目的は人の脳に埋め込むことができるAIのチップを開発することです。
これは脳の活動を潜在的に刺激します。

Neuralinkは初めて多くの脳に関連する病気を解決すると思います。
自閉症、統合失調症、記憶喪失など、あらゆるものが考えられます。

老化による記憶力の低下も」

私が伝えたいのは、自閉症は「脳に関連する病気」ではありません。
発達障害です。
治す必要はありません。

治そうとする考え方は正しいとは思いません。

自閉症は、私が私であることを大きく占めていることです。
私の人生のあらゆる場面で関係しています。

たしかに自閉症でなければ、日常生活はもっと簡単になるかもしれません。

しかし、私は自閉症であることをなくして、それを手に入れたいとは思っていません。
自閉症のおかげで、人とは違う世界が見れて、感覚を経験できる能力を私はもっています。
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あなたが治したいと望んでいることは、私にとってはむしろなりたいと思うものです。

ニューロダイバーシティの人たちは自分自身を誇りに思っています。
自閉症は誇れるバッジです。
治すことは求めていません。

自閉症の人にとって自閉症は問題ではありません。

自閉症、発達障害でない人たちは、私たちのことを決めつけるのをやめる必要があると思います。

私たちは多くの時間とエネルギーを費やして、発達障害、自閉症でない人たちの世界に適応してきました。
まぶしくて、うるさくて、難しい世界です。

発達障害、自閉症でない人たちは、私たちについて、私たちの脳がどう機能しているのかもっと理解するときが来たと思います。
私たち、私たちの世界に適応する方法を知ってほしいと思います。

それは、人をより思いやりのある存在、より良い存在に変えることにもなります。

自閉症の私たちを欠けている人と考えないでください。
私たちは、自閉症で立派な人です。
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あなたが私たちを助けてくれることに興味があるのなら、こちらのアイデアのほうが素晴らしいものになります。

私たちが働ける機会をもっと見つけてください。
私たちの多くは失業しています。
企業がもっと雇用するように取り組んでください。

発達障害でない人たちと私たちがもっとコミュニケーションがとれ、受け入れられるようにする方法を見つけてください。

発達障害のすべての人、とくに話すこともできない人たちが快適に生活できるようなコミュニケーションのテクノロジーを開発してください。

あなたには、驚くべきことを実現できる能力と立場、技術があります。

人それぞれが異なる考え方ができなければ、あなたの会社を成功に導くテクノロジーも生まれなかったはずです。
自閉症の人たちは、いつも最先端の革新的なアイデアを生み出してきました。

あなたが自閉症、発達障害、その他のニューロダイバーシティを「治して」なくしてしまったら、どんな世界になってしまうでしょうか。

あなたの会社が、目標に向かって前進していくときに、このことは忘れないでください。

自閉症の人たちにサポートは必要です。
しかし、「治す」必要はありません。

(出典:米The MIGHTY)(画像:Wikimedia

スペースX社、テスラ社などを立ち上げ今を代表する起業家、事業家のイーロン・マスク氏が、最近話したことが物議を醸しています。

うちの子は重度の発達障害、自閉症、そして話すこともできません。

親であっても、何で突然泣き出したのかがよくわからないことが今でも多くあります。

うちの子が助けを求めているはずなのに、痛いのか、怖いのか、何かが不快なのか、わからないのです。
すぐにでも助けたいのに、できなくて申し訳なく、情けなく思います。

うちの子が伝えたいことがわかるテクノロジーは、本当に欲しいです。

私はテクノロジーの進展には本当に期待するばかりです。

脳の中にチップを入れるというのには、やはり躊躇はしますけれど。

発達障害当事者の私が思う「ニューロダイバーシティ」の問題点

(チャーリー)

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