発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

ドラムをたたいて自分を伝えられるようになってきた自閉症の少年

time 2019/12/16

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

ドラムをたたいて自分を伝えられるようになってきた自閉症の少年

ラリー・ボーマイスターは今から8ヶ月ほど前に、10歳の息子のマックスが音楽に関わる能力を持っていることに気づきました。
マックスは発達障害の自閉症です。
音楽を見つけるまでは、自分を伝えることに苦労していました。
「音楽は息子の言葉になっています。
成長していくのに鍵になるものだと思っています。
音楽を通じて、息子は成長できます」
ラリーはマックスのリズミカルな才能に気づきました。
それから、さまざまなドラムに触れさせました。
マックスはコンガとボンゴが大好きになりました。
父親のラリーがiPadで曲を再生すると、マックスがそれにあわせてドラムを叩きます。
d5 d7 d3
この毎日の練習をラリーは動画に撮影して、YouTubeに投稿しています。
「息子はすべて独学で学びました。
私は曲を奏でるだけです。
息子はすべての音を拾います」
そして、マックスはタップダンスもするようになりました。
ドラムのそばの椅子に座っているときにはタップダンスをしています。
「タップダンスをしているときには、ときどき両手を使って壁を叩くときもあります」
息子のマックスがそうして叩いているときが、父親のラリーにとって一番幸せな瞬間だといいます。
「私が家に帰ってくるとすぐに、息子はドラムをたたきたい、黒い靴を履きたいと言うんです」
そしてマックスは性格も変わったといいます。
「別の人間になったようです。
今まではすぐに怒ることが多かったのですが、演奏するようになってからは、とても落ち着くようになりました」
d1 d2 d9
父親のラリーは発達障害、自閉症の子どもをもつことは簡単ではないといいます。
ですが、ラリーは息子のマックスの才能を見つけるためにいろいろな教育の機会を探してきたといいます。
「言葉を話さない息子がわかるように教えるにはどうしたらよいでしょうか。
音楽がそれを助けてくれると今は考えています」
これまでの8ヶ月間に、マックスは1000回以上演奏したといいます
その半分は、初めての曲を聞いて行ったものです。
「ラリーは私の息子です。
そして、私の息子はすごいんです」
(出典・画像:米abc10
楽しめて、そして成長できる、それをYouTubeに投稿。
いいですね。
長い長いマラソンのようなものですから、まずは親子楽しく笑顔で過ごせることが一番大事だと思っています。
遊びをビジネスに変えた発達障害の少年「誰でも成功できる」

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。