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発達障害の子と家族、救急隊員を助けるために用意されたキット

time 2020/07/13

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の子と家族、救急隊員を助けるために用意されたキット

米西ミシガン州のこの地区の救急車には発達障害の子と家族、救急隊員を助けるためのツールが用意されています。

アンバー・ホートンは救急隊員です。そして発達障害の息子がいます。

明るい照明、音、そして救急車に乗ったときの全体的な恐ろしい経験は、発達障害の人がコミュニケーションするのを困難にするほどの強いストレスと困難をもたらす可能性があるとアンバーは言います。

そして、彼女は発達障害の人が対処するのに役立ついくつかの特別なキットを考え出しました。

「発達障害の子にとっては、本当に厳しい状況になります」

彼女はまた、発達障害の人が救急に助けをもとめる必要がよくあることを自らの経験で知っています。
13年間、救急隊員の仕事をしていましたが、ずっと発達障害の人のニーズに応える準備ができていなかったといいます。

「適切に対処するために必要なトレーニングなどもありません」

そして、発達障害の人が落ち着けるように、役に立つアイテムをまとめ、キットにして救急車に置くようにしました。

このキットには、まわりの音を遮断するイヤーマフ、感触に特徴があるボール、明るい光を遮るためのサングラス、重いひざかけ、絵で伝えるためのボードなどが含まれています。

落ち着けるようにするだけでなく、発達障害の人に救急車や病院で行うこと、起きることを正確に知らせることが重要になります。

これらのアイテムは、この地区の感覚に問題をかかえる約780人の子どもたちに役立つだろうとホートンは言います。

「発達障害の子の親にとっては、適切に対処されることは、大きな安心になります。

ずっと対応がされていませんでした。
私は他の発達障害の子の親たちとも話しました。
素晴らしいと言ってくれています」

ホートンは、次のステップは救急隊員向けのトレーニングだといいます。
彼女は地元の消防署と救急サービスと協力して、あらゆる医療スタッフが発達障害の人へより良いアプローチができるように計画をしています。

(出典・画像:米Fox19

重度になるとコミュニケーション、意思の確認など本当に困難だと思います。

ですが、そうした人たちが当たり前にいて、理解しようと思ってくださることで大きく違ってくると思います。

親としては日本でも、こうした対応が進めて頂きたいと願います。

発達障害の人は救急に慣れ、救急隊員は発達障害を理解する機会

(チャーリー)

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