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発達障害の私は話しかけられたかったし良い友だちになりたい

time 2020/08/02

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

発達障害の私は話しかけられたかったし良い友だちになりたい

学生の頃、私は人付き合いができるタイプではありませんでした。
昼休みに一緒に過ごす決まった友だちがいたことはありませんでした。

日によって違っていました。
どの学年にも知り合いがいたので、自分を知っている人とだけ付き合っていました。
同じ学年の人たち、同級生は発達障害の私に偏見をもっていたので、親密なつながりを感じたことはありませんでした。

初登校の日には、親密なつながりをもてると感じたことはありませんでした。
彼らは高校を人生で最高の年にするためだけに生きているようでした。
それを実現するために誰とでも友だちになろうとしているようでした。
学校以外でも一緒につるむ人がいましたが、仲は数ヶ月も続きませんでした。
そして、私たちはただ廊下ですれ違う人になりました。

人がたくさんいる場所に行くと、私は隅っこに座って周りの様子を観ています。
私は昔から人見知りで無口です。
知らない人には何を言っていいかわかりません。
誰かが私のところに来て、話してくれないかと思っていました。
私のことを知りたいと思っている人がいれば、最初の一歩を踏み出せる気がしていました。

知り合いがいなかったり、嫌な人がいるとわかっているので、ほとんど私はどこにも行かないようにしています。
人と目も合わせないようにしています。

知らない人に向かって「こんにちは」と挨拶するのは私には簡単ではありません。
もし私があなたを知らなければ、私はあなたに話しかけることはありません。

自分から人のところに行くのは友だちを作るためには必要なことだとわかっているのですが、私にはそれが難しいのです。

私は会話がうまくできないのではないかと思っています。
そして、その人たちも私が距離をとっているように感じています。
私にはそれを乗り越えることができません。
私にはとてもむずかしいのです。

人が何を感じているのか、何を考えているのかがわからないのはとても嫌です。
しかし、私にはわかりません。

誰にでも出会いはあります。友だちが去っていくこともありあす。

幼稚園のときと同じ友だちのままだったら、成長することができないでしょう。
一方で、他人に影響されずに自分らしさも守っていかなければなりません。

私たちは、私たちを育ててくれる人に出会う必要があります。
私たちが落ち込んでいるときには励ましてくれる人が必要です。

私は誰かの良い友だちになりたいと思っています。
まわりの人には親切にするようにしています。
親切であることは自分を守ってくれます。

私は悪い人にはなりたくありません。
そして、孤独を感じている人がいればそれをなくしたい。
良い考えをもって、それが他の人にも伝わっていってほしいと願っています。

(出典:米The MIGHTY)(画像:Unsplash

距離をおいているようでも、結果的にそう見えているだけのこともあるかもしれません。

話すことが苦手でも、効果的なツールがあります。

あいさつ

そう私は思っています。

相手の反応なんか気にせずに「おはようございます」「こんにちは」と言えば、気分も楽に少し簡単に思えてくるはずです。

自閉症の私が受容と友だちを手に入れたのはゲームのおかげ。

(チャーリー)


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