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医師である母親が、息子の成長を見て始めた乗馬療法センター

time 2021/06/08

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

医師である母親が、息子の成長を見て始めた乗馬療法センター

メーガン・マクガバン医師は、内科医です。
しかし、それ以上に重要なのはコールの母親だということです。
10歳のコールは、4歳のときに発達障害の自閉症と診断されました。

「私は、問題を解決できる方法はないかとずっと考えていました。
いろいろなことを試してみましたが、私は打ちのめされていました」

マクガバン医師は、最終的に彼女の見通しだけでなく、息子を助けるための計画も変えるほどの本を見つけました。

「『The Horse Boy』という本を見つけました。正直に言うと、それが最後に読んだ本でした」

この本には、自閉症のような神経精神疾患の治療法として考えられている「ホースボーイ・メソッド」と「ムーブメント・メソッド」の詳細が書かれていました。

これらのメソッドは、自然、運動、そして子どもの興味に従うことで、プレッシャーのない環境を作ることに焦点を当てています。

「馬を手に入れたのは、それから半年後くらいでしょうか。

そうしたら、状況が本当に変わり始めたんです。
息子のコールは馬の上でたくさんのことを言うようになりました。

何年もほとんど何も言わなかったのに、
馬の上では1時間で300から400、時にはそれ以上の言葉を言うようになったんです」

コールの成長を目の当たりにしたマクガバン医師は、非営利の馬のセンサリー・セラピー・センター「C.H.A.T.S.」を立ち上げました。

C.H.A.T.S.は、”Cole’s Horse Autism Therapy Station”(コールの自閉症馬セラピーステーション)の略です。

「息子のコールは昔、砂が苦手でした。

なので、私たちは息子を連れて行って、砂浜を走ったり、砂で遊んだり、座ったり、絵を描いたりしました。

それがあなたや他の人にとってどれほど大きいか小さいかはわかりませんが、私たちにとってはそれは人生を変えるような出来事になりました。

私たちは、自閉症の子どもたちに適切な刺激を与え、興味を持たせ、幸せにするために、感覚を満たします」

C.H.A.T.S.もコールのような子どもたちが小さなことから楽しめるようにするという、マクガバン医師の大きな使命の一環です。

(出典・画像:米WVEC

素晴らしい、すごいお母さんです。

親子、そして他の子どもたちも、ここで楽しく育っていくことでしょうね。

乗馬療法が発達障害の子の器用さ、協調などを改善する研究結果

(チャーリー)


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