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自閉症と診断され、自分はただ違うだけだったのだと安堵できた

time 2021/06/21

この記事は約 5 分で読めます。

自閉症と診断され、自分はただ違うだけだったのだと安堵できた

私は幼い頃から自分が人と違うことを知っていました。
しかし、しばらくの間、自分がなぜ世界を他の人と違って処理しているのかを理解するのに役立つ「公式」のレッテルが見当たりませんでした。
なので、せっかちで思いやりのない人が攻撃するのを止めることができませんでした。

子どもの頃は、ずっといじめられていました。
憎しみのこもった言葉を投げつけられるたびにショックを受けました。
なぜ自分が標的になるのか理解できませんえした。

内面では違うと感じていたのですが、それが外見上あからさまになっていることに気づかなかったのです。
私は周囲の環境に非常に敏感で、LEDライトは眩しく感じ、予期せぬ大きな音は銃声のように聞こえ、人混みではめまいがしました。
そのため、ほんの少しの外出でもトレッキングのように感じました。
顔の表情や声のトーンは混乱を招くだけで、勘違いしてしまうこともしばしばありました。

人生に単純なものはありませんでした。
なので、私はルールや秩序のあるものに惹かれました。

家族は私のことを、思慮深く、勤勉で、親切だと言いますが、同級生は「激しい」とか「お人好し」という言葉を使いました。

このような違いがあるにもかかわらず、私の人生において、人々には常に一つの共通点がありました。
それは、人との交流を渇望していることです。
他の人と同じように、つまり他の社会的存在と同じように、私も人とのつながりを必要としています。
そのため、私は自分らしさを嘲笑されるたびに、好ましくないと思われる特徴をカモフラージュすることを学びました。

自分自身の感覚が曖昧になる一方で、学校の勉強ではさらに大きな問題に直面しました。
どんな勉強でも、頭の中で重なり合う思考のオーケストラと競争しなければなりませんでした。
文字や数字がページの上で踊っているように見えたり、言葉が思った通りに聞こえなかったり。
口頭での指示もよく聞き取れませんでした。

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それでも、私はいつも粘り強く、与えられた課題をこなしていました。
私はお人好しだったのですが、それはしばしば山積みの宿題を意味しました。
私の両親がサポートを求めて学校を訪れても、追い返されてしまいました。
私は頭が良すぎてサポートを受ける資格がないのに、先生たちは私が学校で優秀な成績を収める機会を与えられるほど頭は良くないと判断したようです。

またしても、私は自分が落ちこぼれであると感じました。
私は常に自分に問いかけていました。

「どうすれば普通になれるのか?」

中学生になる頃には、みんなと同じようになりたいという気持ちが、完璧な人間になりたいという強迫観念に変わっていました。
私は自分自身に容赦なく、あり得ないほど高い基準を設け、悪いことが起こったり、間違ったことをしたりすることを極度に恐れていました。
後になって、私は強迫性障害(OCD)を発症していることを知りました。

皮肉なことに、この衰弱した状態が、私を幸福と受容への道へと導いてくれたのです。
強迫性障害の治療を通して、ある心理学者が、私と両親が探し求めていた答えをついに出してくれたのです。
私は発達障害の自閉症と診断されました。

私は結局のところ、「普通」の失敗版ではなく、単に違っていたのです。
悪いわけでもなく、劣っているわけでもなく、違うのです。

私は、自分の表現方法や他人との関わり方、情報の処理方法や世界の意味を理解する方法など、自分のすべてが自閉症の影響を受けていることに気づきました。
それが私なのです。

私はついに、自分が自分であることを認め、新たに発見した神経多様性に深く入り込むことができました。
この自己探求を通して、私は自分が好きになるであろうユニークな特徴を発見しました。

過集中の能力、つまり何時間も完全に仕事に没頭する能力、相互に尊敬していない場合でも、常に揺るぎない忠誠心と無条件の尊敬を示す能力、目に入るものすべてを吸収し、ほんの些細なことに意味を見出す能力です。

これらの特徴を完全に受け入れ、自分ではない誰かになろうとするのをやめたところ、無意識に隠していた天賦の才能を発見しました。

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しかし、自閉症の診断は、私に多くの判断を迫ることにもなりました。
2005年当時、自閉症については多くの誤解がありましたし、今でもその誤解は残っています。

今でも、「自閉症」で検索すると、自閉症の「治療法」を検討している記事があります。
あたかも私たちが壊滅的な病気にかかっているかのようです。

また、次のような検索結果もあります。

「自閉症は年齢とともに悪化するのか?」
「自閉症の最も軽い形態は何か?」
「自閉症の子どもは普通になれるのか?」

それぞれの検索結果は、自閉症が悪いものであり、自閉症と診断された「不運な」人は、自閉症を克服して「普通」になりたいと願うべきだという考えを売り込んでいます。
なので、私が自閉症であることを公表したときに、同情と気まずい沈黙に見舞われたのは当然のことでした。

しかし、ありがたいことに、私たちの世界はより包括的になってきています。
人と違うことを理由に否定され続ける世界に生きてきた私は、社会の期待を捨て、困難であっても自分の神経多様性を祝福することに、大きな誇りを感じています。

(出典:米The Press and Journal)(画像:Pixabay

多くの方がそう思えるようになればいいなと願います。

自閉症の女性のマスキング。自分が誰なのかわからなくなった

(チャーリー)

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