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自閉症の息子をもって、私の人生がより素晴らしくなったこと

time 2021/08/20

この記事は約 6 分で読めます。

自閉症の息子をもって、私の人生がより素晴らしくなったこと

私の息子、ウォーカーは自閉症です。
息子を目にして、私は心を奪われました。
私は今までと同じではいられないと思いました。
息子が生まれたときから、私は息子が最初の子とは違うことがわかりました。

それは、息子がどんな子かと聞かれたときに、私が最初に言ったことでした。
これまでの5年半、ウォーカーはこの地球の小さな片隅で、自分だけの曲を聴きながら踊ってきました。
息子は同年代の他の多くの子たちとは似ていません。
しかし、息子はウォーカーとしてまさにあるべき姿なのです。

自閉症の子どもを育てることを考えるとき、多くの人は困難を思い浮かべるでしょう。
自閉症について、センセーショナルなテレビ番組やブログで見た以上のことはほとんど知らないはずです。
そこでは、親が自分の子の最も個人的な苦労をさらけ出して、自閉症のある生活がいかに厳しいかを紹介しています。(私と息子には関係のない話ですが)

特別支援を必要とする子を育てていると、自分の子が「違う」というレンズを通して見られることが多いことを痛感します。
違いのある子が成功するためには、さまざまな配慮が必要なので、これは必要なことかもしれません。
しかし、親としてはがっかりすることもあります。
それは、多くの人が常にそうした子を過小評価するからです。

通常の発達とは異なる子と一緒に暮らすことは、さまざまな困難を伴います。
しかし、多くの人は気づかないことで、人生に喜びを与えてくれます。

すべての親を私が代表できるものではありませんが、私が自閉症の子をもったことで、私の人生がより素晴らしくなったことをいくつかご紹介したいと思います。
私の経験は、私のような子を持つ他の親御さんにも共感していただけると思います。

b3-3 自閉症の息子をもって、私の人生がより素晴らしくなったこと

■ 私たちにはお祝いする理由がたくさんあります。

ウォーカーは、言葉を覚えるために非常に苦労しました。
小さい頃、私たちは他のコミュニケーション方法を模索しましたが、ウォーカーはそれを受け入れませんでした。本やタブレット、手話など、私たちが提案したものは何も使いたがりませんでした。
ウォーカーは話したかったのです。
人生の大半を言語療法で過ごしてきたウォーカーは、今では一日中しゃべっています。
私たちはその過程で、笑い、励まし、寄り添い、幸せなダンスをし、さらにはプレゼントやピザで祝福してきました。

今でも、ウォーカーは言葉に関わることで小さな成功を経験し、私たちに拍手と歓声を与えてくれます。
初めて我が家の犬の名前を正しく呼べたとき、ウォーカーはとても誇らしげでした。
ウォーカーは私の部屋に駆け込んできて「やったよ」と言ってくれました。

親であれば誰でも自分の子の成功を祝うのが好きですが、一生懸命努力しなければならない子を持っていると、さらにうれしくなるものです。

■ 自閉症の子を育てることで、私はより柔軟な親になりました。

ウォーカーは、物事にはいろいろな方法があり、私のやり方が唯一の方法ではないことを教えてくれました。
私はもともと柔軟性があるとは言えません。
私は物事を素早く、効率的に、そして自分にとって意味のある方法で行いたいと思っています。
私は、自分でシステムを構築できるならば、システムが好きです。

しかし、ウォーカーにはそれがありません。
この子は自分のやり方で物事を進めます。
自分のやり方でしていいのであれば、どんな要求にも応えてくれます。
他の自閉症の子たちのように、厳格なルーチンワークに執着することはありません。
ウォーカーは物事を変化させるのが好きなのです。
一貫性があるのは、ウォーカーが計画を立てることが好きだということです。

私にとっては調整が必要でしたが、ウォーカーは基本的には必要のないルーチンはすべてしませんでした。
ウォーカーのおかげで、私はよりゆったりとした母親になり、3人の子たちはその恩恵を受けています。

子どもが夕食の前にお風呂に入りたいと言っても、誰も気にしません。
朝の7時にポップコーンを食べるのが正しいと思う人がいても、私はそれに異議を唱える必要はありません。
ウォーカーが朝、車の中にいる時間が5分伸びるのに、ぬいぐるみをシートベルトで固定しても、私は問題にしません。
ウォーカーは安全性にこだわるので、私はそれを許します。
ウォーカーの癖を受け入れることは、今では自然なことで、正直なところ、そのほとんどは本当にかわいいものです。

b1-3 自閉症の息子をもって、私の人生がより素晴らしくなったこと

■ うちの子は絶対に嘘をつかない

おもちゃをトイレに流したのは自分だとか、最後のドーナツを食べたのは自分だとか、犬にジュースをこぼしたのは自分だとか、ウォーカーはいつも私に言ってくれます。
ウォーカーは、あなたの歯に何かが挟まっていたり、見苦しいニキビがあったり、あなたのオナラを聞いたかどうかも教えてくれます。
自分が可愛いかどうかは訊いてはいけません。
ウォーカーはイエスと言わなければならないことを知りません。

しかし、彼の過激なまでの正直さの最も良い部分は、ウォーカーがあなたを愛していると言うとき、あなたはウォーカーが心からそう思っているとわかることです。
ウォーカーがあなたのジョークで笑えば、それはウォーカーが本当に面白かったからです。

ウォーカーが私の膝の上に乗って「どうして悲しい顔をしているのか」と尋ねるのは、その答えを本当に心から気にしているからに他なりません。

医師からは、人の顔から感情を読み取ったり、共感を示したりする方法を理解できないかもしれないと言われていました。
しかし、彼の共感能力は無限であり、愛する人たちの幸せと安全を願うウォーカーの真の欲求は、決して偽ることのできないものです。

■ 私の自閉症の子は、私たちの多くが見ていない不思議なものを見ている

多くの人と自閉症の人で違うことの一つは、感覚です。
例えば、私たちの田舎の小さな家の周りに花火が上がるとき、あるいは暗い映画館から明るい日差しの中を歩かなければならないとき、ウォーカーの感覚の鋭さは、ウォーカーを厳しい状況にしてしまいます。

しかし、この感覚の鋭さは強みにもなります。
ウォーカーは、玄関先の歩道にあぐらをかいて、花壇の棒や葉をよじ登るアリの列を1時間も眺めていられます。
何をしているのかと聞くと、「見ている」と答えます。
ウォーカーにとっては、「見る」だけでたくさんのことを受け取るのです。

ウォーカーは私が通り過ぎてしまうようなことにも気づきます。
ウォーカーと一緒にいれば、贅沢で刺激的でなくても人生は素晴らしいものだと気づかされます。
ただ、もっと注意を払えばいいのです。

 

どんな子でも、子育てには喜びと困難がつきものです。
しかし、それに見合う価値が山盛りです。

子どもの個性が違えば、難しさも違いますが、喜びや価値は、全く同じくあります。
しかしもしかすると、私の息子はちょっとだけ素晴らしいかもしれません。

(出典・画像:米Scary Mommy

うちの子は重度の発達障害、自閉症で知的障害もあり、お話することもできません。

こう書くと、苦労しているだろうとか、苦労自慢をするのだろうと思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

たしかに面倒なことはいろいろありますが、思われるほど苦労もなかったと思いますし、楽しいことやうれしいことがたくさんあります。

(それは、これまでも今も、素晴らしい方々に支援を頂いているからでもあります。本当に感謝しています。)

これからもうちの子とそうでありたいと思います。

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(チャーリー)

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