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すべての自閉症の子が犬とのふれあいを好むわけではない。研究

time 2022/09/30

この記事は約 3 分で読めます。

すべての自閉症の子が犬とのふれあいを好むわけではない。研究

自閉症スペクトラムの子どもたちの中には、不安を抱えたり、特定の社会的状況下でコミュニケーションがうまくとれないという悩みを抱えている人がいます。

そうした葛藤を軽減するために、研究者たちは、自閉症の子どもたちにとって人気のある社会的触媒やストレス解消法としてよく挙げられるセラピー犬を含む、さまざまな療育方法を研究してきました。

しかし、米ミズーリ大学の研究によると、自閉症の子どもたちの中には、犬との触れ合いを楽しむ子どもたちもいますが、すべての自閉症の子どもたちに好まれているわけではないことがわかりました。

この発見は、子どもの最善の利益にならないかもしれない療育方法に多額の投資をする前に、まず個々の子どもの好みを確認することの重要性を浮き彫りにしています。

ミズーリ大学トンプソン自閉症・神経発達センターの応用行動分析家であるエマ・カイチャーは、ミズーリ大学の元教員で主任研究員のケイシー・クレイと共同で、自閉症の子どもたちがトンプソンセンターのセラピー犬である黒のラブラドール・レトリバー、レットと触れ合うことを好むかどうかを調査しました。

研究では、4歳から9歳の自閉症の男の子に、ある課題をクリアすると、その報酬として犬のレットと遊ぶか、さまざまなおもちゃで遊ぶなどの娯楽を選べることを伝えました。

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その結果、課題をクリアした後、おもちゃで遊ぶよりも犬のレットとの触れ合いを楽しむ少年もいれば、犬に無関心で主におもちゃで遊ぶ少年、犬と全く触れ合いたくないと思う少年もいることがわかりました。

「人々はしばしば、犬は自閉症の子どもにとってとても良いものだと思い込んでいます。
それは一部の子どもには当てはまるかもしれませんが、自閉症スペクトラム障害の子どもたちすべてが犬に好意的に反応するわけではないことが、今回の研究で明らかになりました」

そう、カイチャーは述べています。

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この研究では、自閉症の子どもたちが、セラピー犬と遊ぶ時間やお気に入りのおもちゃなど、その子のモチベーションになるものを特定することで、その子が社会的な状況で効果的にコミュニケーションをとるなど、新しいスキルを練習する動機づけに利用できることを示しています。

「もしあなたが一人の自閉症の子どもに会ったとしても、それは本当に一人の自閉症の子どもに会っただけで、すべての自閉症の子どもが同じ刺激に好意的または不利に反応すると決め付けて、大雑把に描かないことが重要です」

そう、現在カリフォルニア州オレンジ郡のトンプソン自閉症センターで行動プログラムのディレクターとして働いているクレイは述べています。

(出典・画像:米ミズーリ大学

嫌いな子や怖く思う子もいるでしょう。

「自閉症の子どもなら、みんなそう」

何事にも、そうした考えをもたないことが重要です。

自閉症の子は一人ひとり異なる。犬よりもiPadが良いことも

(チャーリー)

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