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糖尿病の母から生まれた子は発達障害の可能性が高まる。台湾研究

time 2022/12/24

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糖尿病の母から生まれた子は発達障害の可能性が高まる。台湾研究

糖尿病の母親から生まれた赤ちゃんは、自閉症や行動上の問題を抱えるリスクが高いことが、新たな研究で明らかになりました。

“Developmental Medicine & Child Neurology”に掲載された台湾の国立成功大学病院の研究です。
こうした赤ちゃんは、発達遅延、知的障害、脳性麻痺、てんかんを含む他の神経疾患にもかかりやすいことがわかりました。

この研究結果は、母親が妊娠中に1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠性糖尿病を患った数十万人の子どもたちに基づいたものです。

母親の糖尿病は、胎児に栄養と酸素を供給する円盤状の組織である胎盤に影響を与える可能性のある慢性炎症の状態です。
共著者であるパオ=リン・クオ教授はこう説明します。

「これらの病態は、発達障害を引き起こす可能性があります。
また、身体の重要な構成要素である幹細胞を含む新生児の臍帯血の遺伝子を変化させます。
発達障害のリスクは、母親の糖尿病の重症度が進むにつれて増加しています」

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研究チームは、2004年から2008年の間に台湾で生まれた877233人の子どもを最長12年間追跡調査しました。

妊娠中に発症する妊娠糖尿病の割合は急増していました。

BMI(体格指数)が30以上の女性は特にその危険性が高まっていました。
そして、子どもの自閉症スペクトラム障害、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、発達遅滞のリスク増加と関連していました。

食べ過ぎや運動不足が原因の2型糖尿病は、
それは、子どもの知的障害、脳性まひ、てんかんとの関連が指摘されました。

遺伝子や環境要因が背景にあると考えられている1型糖尿病は、子どもの発達の遅れ、知的障害、てんかんの症例が見られました。

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クオ教授は次のように述べています。

「発達障害は、遺伝的要因や環境要因など根本的な原因は同じでも、その発現メカニズムは異なるため、脳の状態も異なる可能性があります」

これまでの研究で、糖尿病妊娠が子どもの心臓病発症のリスクを高めることはわかっています。
赤ちゃんの発達は複雑です。
お母さんの体に何らかの変化が生じると、赤ちゃんにも影響が及びます。
妊娠中に起こるホルモンの変化は、女性のインスリン感受性を変化させ、妊娠糖尿病を発症させる可能性があります。
どのような種類の糖尿病であっても、一般に、炎症性の免疫系反応を伴います。

自閉症の子どもの脳でも炎症が観察されており、このことが母親の糖尿病と子どもの発達障害の関連性の1つである可能性が示唆されています。

「母親の条件が子宮内の脳の発達をどのように形成するかを探るために、より多くのメカニズム的研究が必要です」

(出典:英INDEPENDENT)(画像:Pixabay

炎症などに対しての母親の免疫反応と子どもの発達障害の関連についての可能性は他の研究でも示唆されています。

さらなる研究が望まれます。

自閉症の原因と考えられること。米コロンビア大の自閉症研究

(チャーリー)

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