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あの着ぐるみの中の人は発達障害

time 2016/10/13

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あの着ぐるみの中の人は発達障害

ダニエル・エンリョはイースト・ローレンス高校のマスコット、ロッキー・ザ・イーグルのアクションをじっと見ています。
他の人と違ってそうするのは、エンリョは中に入っている人を知っているからです。
彼女の息子、ジョシュア・エンリョは発達障害です。
そのため、友だちを作るのに苦労をしています。
ジョシュアはアニメ、ゲームの世界、ヘビメタの音楽にたびたび逃避してしまいます。
しかし金曜日の夜は、イーグルスタジアムのライトの下でジョシュアは輝きます。
ロッキーの中に入ったのは3年前、17歳の時からです。それからずっと。
「すべてのお母さんが、子どもはすごいことをしてくれると考えています。
とはいっても、自分の子どもがマスコットになるとは思っていませんでした。
驚きましたよ。」
母親のダニエル・エンリョが言います。
「公式には、中に入っている人は秘密です。
なので、私が手伝うことはできません。
けれど、考えてもみてください。中には発達障害の子どもが入っているんですよ。
そして、例えば着ぐるみの中の人を自分だけが知っているとしたら、それはわくわくしてしまうでしょう。」
3人の子ども、みんなが発達障害でした。ダニエル・エンリョは子どもたちが厳しく批判にさらされる世界に耐え抜いていってほしいと長い間考えていました。
「それはとても恐ろしいことでした。
しかし、息子たちの権利を守って、助けていくと思い続けなければなりませんでした。
息子たちが困難に負けず、そして安心ができるようになるまで。」
息子のジョシュアは、先代のマスコットキャラクターの足元に注意する係を務めました。
そこで、子どもたちがどうしたら喜ぶのかを学びました。
そして、自分もマスコットになれるとついには決心をしました。
ジョシュアはオーディションを受けて、マスコットのロッキーになることができました。
しなければならないことは、立って手を挙げる。それだけでした。
「立っているだけに飽きました。なので踊り始めました。
着ぐるみの中に入っていない時は踊ったりしません。けれど、踊ったらみんな楽しくなると思ったんです。
小さな子どもがロッキーに抱きついてきて、ハイタッチなんかをして仲良くなると、ロッキーをやっていて本当にうれしくなります。」
ジョシュアは言います。
およそ350万人のアメリカ人が発達障害であると言われています。
ジョシュアも毎日、困難に直面します。
ほとんど話すこともなく、肩を小さくして、すみに座っています。時には消えてしまいます。
「発達障害の多くの子どもだちは内気で、まわりとのやりとりが苦手です。
みんなはロッキーを知っていても、息子のことを知っているのはせいぜい10人くらいです。」
と母親は言います。
「僕も人に声をかけようとします。しかし、いつもうまくいきません。
じっとだまって、自分のことをしているほうが楽なんです。
着ぐるみの中から出ると、僕は内気であまり友だちもいません。
全くの別人なんです。」
着ぐるみの中に入ると、ジョシュアは解放されます。
イースト・ローレンス・イーグルスのシンボルとして、エンタテイナーに変身します。
何百人もの知らない人の前でパフォーマンスを行います。
この変身を見ると、仲の良い数人の友人は驚きます。
「ジョシュアと僕は本当の友だちです。
ジョシュアは本当に勇気づけてくれます。
僕は社会学を専攻しています。そこで内向的という言葉を学びました。
ジョシュアはまさにそれです。
しかし、着ぐるみの中に入ると事が変わります。
ロッキーは、ジョシュアの自信に満ちた姿なんだと思います。
それはとてもクールです。」
友人のダニエル・マンチェスターが語ります。
マスコットのロッキーをサポートして2年間になりますが、母親はロッキーがだんだん人気になっていくのを見てきました。
子どもたちがロッキーに走り寄るのを見たり、子どもたちの声を親から聞いたりして。
「マスコットの子どもにとって必要な役割は、アクションをすることや、歌やパフォーマンスが上手であることではありません。
自分をチームの一員にしてくれることです。
内気な子どもや、障害をかかえる子どもも。
そうして人を成長させてくれるんです。」
母親はそう言います。
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ジョシュアは次のマスコットのキャラクターを考えています。
「僕みたいなキャラクターのマスコットを見たいんです。
そのためには、もっと自分もがんばらないと。
自分にできることしか、そのマスコットもできないのですから。
ベストを尽くそうと思います。」
とジョシュアは言います。
ジョシュアは高校卒業後、大学に行ってゲームのソフト開発について学びたいと考えています。
(出典・画像:米DecaturDaily
 
仮面をつけると変わるというのは、インドの話にもありました。
発達障害の子どもたちに「お面」

(チャーリー)

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