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自閉症の私から。「忍耐と思いやりに大きく見合う友になる」

time 2023/05/26

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

自閉症の私から。「忍耐と思いやりに大きく見合う友になる」

自閉症についてもっと多くの人に知ってほしいことがあるとすれば、それは、私たちが自然にコントロールできないことがたくさんあるということです。

声の高さ、ボディランゲージ、時には言葉の選び方など、期待されることに適応するためには、努力と自覚が必要です。

私は、自閉症であると認識されることを望んでいませんでしたが、大人になってからは、助けを得るために診断されたメリットを実感しています。
定型発達の人たちにお願いしたいことがあるとすれば、もう少し忍耐と思いやりをもってほしいと願います。

自閉症は、言語と非言語のコミュニケーションに影響を及ぼすスペクトラム障害です。
スペクトラムの端では、言葉を発せず、身の回りの世話などの基本的なことができない人がいます。

もう一方の端には、社会で機能することができるものの、対人関係が困難な人がいます。
これは以前はアスペルガー症候群と呼ばれていました。
私はこのカテゴリーに入りますが、不安のためにフルタイムで働くことができません。

自閉症には多くのバリエーションがあり、一つの定義でまとめるのは難しいのです。

私は人生の大半を「普通」を装うことに費やしました。
しかし、結果はほとんどうまくいきませんでした。

妹がより重い発達障害のためにいじめられたのを見ていたので、私は診断を受けることには抵抗がありました。
しかし、高校でできた友達に傷つけられたときには一年間、一人で昼食を食べていました。
大学では、学生新聞で仕事をしているときに、他の人たちと共有するジョークから「取り残されている」と感じました。
大学外のバイトで友達を作ろうとしても、常に間違ったことを言ってしまいました。

私は長い間、普通の人になりすまそうとしました。
そして、それが無駄なことのようにも感じられました。

私が出会った最も思いやりのある人たちは、書くことが好きな人たちです。
大学で私と同じ脚本コースを受講した2人とは、今でも友達です。

大学院時代の唯一の友人は定期的に連絡をくれ、物語のアイデアを出し合います。
ウィスコンシン州やイギリスの女性たちとは、ファンフィクションの執筆コミュニティを通じて有意義な友情を育んできました。

図書館に貼られた作家グループの広告やソーシャルメディアを通じて友人に出会ったこともあります。
書くことが好きな人たちのこの奇妙な集団は、今の私の生活にぴったり合っています。

私は年をとるにつれて、自分の自閉症についてより率直になり、不安も少なくなりました。

自閉症について学びたい、私のニーズに応える方法を知りたいという人もいます。
また、大学時代の教授など私より20歳も30歳も年上の人たちと友達になるのも好きです。
私は今でも彼らから学ぶことを楽しんでいます。
私は、私を受け入れてくれた人に対しては、強烈に忠実な友人になります。

自閉症の人と関わるには、努力が必要です。

私たちはみんな違うので、共通のテーマや興味を見つけるのは難しいためです。
会合場所に車で行くのも不安です。
多くの人と関わることは精神的にとても疲れます。

今でも、間違ったことを間違ったタイミングで不適切な形で言ってしまうミスをすることがあります。
冗談が通じず、飛行機嫌いの友人とスカイダイビングに行ったこともあります。

社会に溶け込もうとする私はずっと未熟で、これからもそうだと思います。

しかし、私のような人間と友達になることは、あなたの忍耐と思いやりに大きく見合ったものになるはずです。

(出典:米THE BUFFALO NEWS)(画像:Pixabay

自分と違うからこそ、自分の世界を広げてくれる人たちです。

私もうちの子がいてくれたから、知識、認識、感情、経験などで広がったところが大いにあると思います。

発達障害の人は人類みんなの進化をともに歩んできた違う人たち

(チャーリー)


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