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自閉症の人が学び、まわりの理解も進む「スーパー」の取り組み

time 2024/03/11

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の人が学び、まわりの理解も進む「スーパー」の取り組み

自閉症の人の最大85パーセントが失業または不本意な職に就いているという米国の統計があります。
しかし、食料品スーパーがこの統計に立ち向かおうとしています。

グッドフードグロッサリーは、自閉症の人のための初の食料品店トレーニングセンターを米バージニア州に開設しました。

「これにより、自閉症の人々への理解が広がり、自閉症の人々が一般的な環境に溶け込むきっかけになります」

そうエリック・ベイリーは語っています。


ベイリーは新しいキャリア準備プログラムに参加しており、店の棚の整理やレジ、接客の仕事を行っています。

「ここの仕事で最高なのは人々です。
皆とてもよく、忍耐強く、いらだったりすることはありません。
夢のようです」

グッドフードグロッサリーには現在、有給インターンとして6人の自閉症の人たちが働いています。

「ここで、自閉症の人たちがコミュニティで働く機会が生まれ、また地域住民も自閉症について理解を深めることができます」

そう、責任者のサラ・マッケイグは話しています。
このプログラムには、ジョブスキル講座と30日間の社会的・コミュニケーション能力トレーニングが含まれています。
その後、90日間の有給インターンシップがあります。

その後も、適切な仕事を見つけるためにジョブコーチが付きます。

「ここでは本当に思いやりがあります。
人々は心から私を助けようと思ってくれています。
単に義務を果たすだけでなく、本当に私を支援してくれます」

そう、ベイリーは語ります。
マッケイグはこう言います。

「一人一人の長所を見つけ、自分で気づいていなかった力を発揮できるよう力づけています」

ベイリーはグッドフードグロッサリーで働くことがとても気に入り、インターンシップ後に就職を申し込む予定です。

「達成感があり、役に立っていると感じられます。
前に進んでいると実感できます」

(出典・画像:米whsv

良い人とともに働くことを学べるのは、本当にすばらしい機会となるはずです。

立派な施設よりも、そうした人が本当に大事なことです。

自閉症の人たちのための裁判所のインターンシッププログラム

(チャーリー)


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