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知的障害の息子に言葉を与えてくれたスター

time 2017/02/21

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

知的障害の息子に言葉を与えてくれたスター

読むこと、書くこと、話すことをブルース・スプリングスティーンの音楽を聞くことによって学んできた知的障害の少年がいます。
その少年は、自分の人生を変えたロックスターと感動の出会いを果たしました。
13歳のアダム・ブルーカーは知的障害があります。
視覚と話すことに問題をかかえています。
アダムは、英ブリスベンで開かれたブルース・スプリングスティーンのコンサートの舞台裏で、彼のアイドルと会うことができました。
アダムは、ブルース・スプリングスティーンに「 No Surrender」(負けるな)の歌詞を手書きしたものを渡しました。
まだ話すことが出来なかった4歳の時に、この曲を聞いて、アダムは変わっていったのです。
「アダムは、歌詞を手書きした紙をブルースに渡しました。
歌詞を書いてくれたことや、言葉を選びながら話すことに、ブルースはアダムに優しい言葉をかけてくれました。」
アダムの母親のジェイミーがそう言います。
「ブルースは本当に喜んでくれました。
アダムがブルースの曲で、書くことを学んでいるのを聞くと驚いていました。
そして、アダムにいっぱいのハグをしてくれました。」
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母親のジェイミーは、この出会いはとても短いものだったと言います
しかし、ものすごく感動的なものだったといいます。
その後は、ステージのすぐそばで見えるように招待をされました。
ジェイミーは、ブルース・スプリングスティーンがいなかったら、息子のジェイミーが話すことはなかったと言います。
4歳の時には、アダムは話すことはありませんでした。うなり声をあげるだけでした。
しかしラジオで、ブルース・スプリングスティーンの「 No Surrender」がかかった時に、アダムはじっとして、聴いたといいます。
「こんなふうになったのは、これが初めてでした。」
それから、アダムはブルース・スプリングスティーンの曲のとりこになりました。
繰り返し、聴いていました。
コンサートのDVDも何度も観ました。
アダムは歌詞にあわせて、声を出すようになりました。聴こえた音に合わせて真似をするようになりました。
これまでの9年間、ブルース・スプリングスティーンの曲が家で毎日かかっていると、母親は語りました。
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(出典:英MailOnline)(画像:Twitter)
良い方向へ変えてしまうほどの、大好きなことに出会えて、見つけられて、本当によかったです。
こういうものがあるのなら、見つけたい、出会えるようにしたいです。
そして、この親子にとってその存在である人にこんなふうに接してもらえたなら、本当に幸せだったと思います。
うれしく、うらやましくなりますね。
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(チャーリー)

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