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音楽が自閉症の息子をこの世界へ連れ出した

time 2017/05/11

音楽が自閉症の息子をこの世界へ連れ出した

米コネチカット州ウェストポートのアリソン・ウォルマークの家では、響きの良いピアノの音が聞こえます。
これは、息子のイーサン・ウォルマークが夢を追い続けている結果です。

11歳のイーサンは、自閉症スペクトラムです。
1歳を過ぎたころから、素晴らしい音楽を作ってきました。
音楽の天才です。
ピアノ、ドラム、ギターの演奏を学んできました。
母親は、最初からイーサンを愛する大ファンです。

「息子が15ヶ月のときに、私の両親が息子に小さなピアノを贈ってくれました。
きらきらぼしのような、テレビで聞いていた曲をすぐに演奏しました。」

そう母親は語ります。

「息子はずっと音楽が大好きでした。赤ちゃんの頃のままです。
おむつを交換するときのような、気分をそらす必要があったときには、私が演奏すると息子は落ち着きました。」

母親のイーサンと父親のミッチェルは、自閉症スペクトラムである息子のイーサンにとって、音楽が重要な役割を果たしていることがわかりました。

「息子が1歳のころに、指差しをしない、手をたたいたりしないことに気づきました。
私の友だちの子どもたちはしていました。

息子はまわりの子どもと少し違ってきました。息子はずっと泣いていました。
こっちを向くこともありませんでした。

名前を読んでも、振り向くことはありませんでした。」

両親は、息子のイーサンを3歳時検診に連れて行くと、イーサンは特別支援を受けることができると言われました。その後すぐに、自閉症スペクトラムであることがわかりました。

両親はすぐに特別支援を受けることにしました。

「私たちは息子に言語療法、運動療法、できることは何でもを受けることにしました。
そして音楽療法もすすめられたのです。」

息子は、スクール・オブ・ロック・プログラムに参加しました。
それが、息子を大きく変えてくれる経験になりました。

「息子は開花しました。
まわりとの関係も、心も、体も、音楽が息子の言葉となり、コミュニケーションの方法となりました。
自分が音楽を演奏すると、人を幸せに、くぎづけにすることが息子にもわかりました。」

イーサンは今、プログラムを通じて、地元の2つのバンドで演奏をしています。
学校のバンドと、オーティズム・ロックスで演奏したバンドです。

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イーサンの才能は、6歳の時に、演奏した動画が人気となり、ビリー・ジョエルにも採り上げられる機会などがあり、導かれてきました。

イーサンは、大好きなミュージシャンのジョン・メイヤーにも会うことができました。
最近は、ニュージャージー州のレッドブルアリーナで、米メジャーリーグサッカーの試合の前に、国家を歌いました。

イーサンの家は音楽と笑い声でいっぱいです。
きょうだいげんかもありますが、妹の10歳のエリザとイーサンは演劇をするのが大好きです。
イーサンは踊りながら、ピアノを演奏します。

「ふたりはお互いを守って、お互いを愛して、そしてけんかもします。すばらしいきょうだいです。
きょうだいげんかを見たい人はいないと思いますが、私は違います。
自閉症スペクトラムのイーサンと妹とのけんかでは、綺麗な音が聞こえてくるのです。」

母親のアリソンには、学校での音楽や、外での芸術プログラムの重要性がわかっています。

「芸術プログラムがなくなってしまったら、それはひどいことになってしまいます。
私は、それがイーサンをどれだけよくしたかを見てきています。

イーサンが話せるようになる前は、音楽はコミュケーションの方法でした。
音楽の重要性をもっともっと研究してほしいと考えます。

音楽は脳を助けます。音楽は脳を作ります。」

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母親のアリソンは、息子のイーサンについて何年にもわたってたくさんのアドバイスを受けてきました。

そのなかで、無視したアドバイスがあります。無視してよかったと心から思っています。

 

「「音楽をイーサンから取り上げなさい、音楽の世界に閉じこもってしまいます。あなた達の世界に連れ戻したいのなら。」

そう言う先生がいました。

私はその時、心の中で言いました。「音楽は息子を幸せにしてくれる。そんなことはできない。」

音楽こそが、私たちの世界に息子を連れ出してくれました。」

 

(出典・画像:米People

アドバイスはいろいろあると思います。良心をもって、実際の経験から頂くものも多いと思います。

この両親には、音楽療法をすすめるアドバイスがありました。音楽をやめなさいというアドバイスもありました。

しかし、発達障害は人それぞれ、そしてアドバイスはアドバイス以上のものではありません。

その結果の責任までは負いません。

アドバイスをする側も、される側も、そのアドバイスを無視する、断ることも当然あり。を前提で。

そしてこの息子さん、ご家族は本当に大開花という感じですね。うれしくなります。

 

こちらの子はカメラで大開花しました。

ナショナルジオグラフィックが選んだ男の子

(チャーリー)

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