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発達障害でない大人は発達障害の子どもにすり合わせる必要がある

time 2017/12/18

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発達障害でない大人は発達障害の子どもにすり合わせる必要がある

点滅するイルミネーション、たくさんの人たち、クリスマスの季節です。
しかし、すべての子どもたちがそれを楽しめるわけではありません。
イギリスで発達障害と診断をされた数千人の子どもたちの親にとっては、恐ろしい時期になることもあります。
それでも、母親のリン・ウェスターマン・ホルトは避けないことに決めました。
リンの12歳の息子のアレキサンダーは発達障害ですが、他の子どもたちと同じように楽しんでほしいのです。
「体験する光や音に対して、前もって準備することで、大丈夫になっていきます。
何より、息子にとってもそれは本当は楽しいことのはずですから。
ストクビルド公園が協力をしてくれました。
私の息子だけでなく他の発達障害の子どもたちもクリスマスの楽しさを味わうことができたのです。
多くの人にとって、初めての楽しいクリスマスになりました。
クリスマスは、家族が幸せな思い出を作るための時間です。
それは、発達障害のアレキサンダーときょうだいたちを、これまでのように別々に連れていくものではないはずです。
なので、がんばりました。」
そう、母親のリンは語ります。
リンは観光地として有名なウェットビーの近郊にあるストクビルド公園で始まったこの取り組みがもっと世の中に広まってほしいと願っています。
「発達障害である人に気づくだけでなくて、受け入れて、能力が発揮できるようにするのです。
発達障害でない大人は、自分たちの世界に発達障害の子どもが適応することを求めます。
しかし、それはとても難しいと発達障害の子どもたちは感じています。
私たちはすり合わせなければなりません。」
息子のアレキサンダーは3歳になる前に発達障害と診断をされました。
「アレキサンダーは、1歳になるまではむしろ早く成長していました。
息子は1歳になる頃には立って歩いていました。
しかし突然、名前を呼んでも反応しなくなりました。」
最初は、耳が悪くなったのだと思いました。
しかし、発達障害であるか検査することを勧められ、経過観察が行われました。
次男のベンが生まれた頃、アレキサンダーははっきりと発達障害とわかる状況になりました。
「アレキサンダーは自分の世界に入ってしまいました。
私たちとやりとりができなくなってしまいました。」
アレキサンダーへの発達障害という診断に、母親のリンは絶望的になりました。
それは、暗い将来が語られたからです。
「とても絶望的になりました。
これから、アレキサンダーは話すこともできない、自立することもできない。
そして家族を愛することもないだろう。
そう言われました。
私は本当に胸が苦しくなりました。
親だったら誰でも、子どもには他の子どもたちと同じように人生を歩んでいってほしいと思うはずです。
しかし、アレキサンダーにはできないのです。
悲しくなりました。」
「発達障害の人たちは、その症状は人それぞれです。
発達障害についての専門家でさえも、かならずしもその症状のすべてを理解できてはいません。
息子のアレキサンダーが私たちの世界に戻って来るように、私は2年間ほどいろいろな治療を試してみました。
しかし発達障害の人たちに、私たちの世界に来るように押し付けることに疑問を感じるようになりました。
私たちに必要なのは、まず自信を持ってもらうようにすることです。
それから、私たちの世界へ来ることが怖くならないように必要なスキルを持ってもらうことです。」
アレキサンダーと弟の10歳のベンや8歳の妹のナターシャが遊んでいる姿を見ながら、そうリンは自分の考えを話しました。
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「弟も妹もアレキサンダーに偏見はありません。
そのままのアレキサンダーが大好きです。
そして、アレキサンダーは自分の世界にもいながら、心地よく、きょうだいたちの世界でも遊んでいます。
アレキサンダーと弟のベンとの間には特別な、すばらしい絆ができています。
家族を愛することができない。と診断の時には言われたのに。」
アレキサンダーはよく眠ることができません。
また、母親のリンとアレキサンダーの努力によって話すこともできるようになりましたが、上手になるにはまだまだ時間がかかります。
「ふだんの日常生活でも、アレキサンダーは不安になることがあります。パニックになってしまいます。
スーパーなどにいる時には、ストレスがかかると突然逃げ出そうとします。
まわりの人からじろじろ見られることにも反応してしまいます。
アレキサンダーに限らず発達障害の子どもにはめずらしくないことです。
しかし、アレキサンダーはうるさい子どもで、私はしつけができない母親だと思われることもあります。
発達障害の子どもを持つことで、ひどい孤独を感じることがあります。」
そうリンは言います。
発達障害の子を持つ親の多くにとって、外出することは簡単なことではありません。
しかし、リンは決心しています。
息子の生き方も自分の生き方も、発達障害に縛られないと。
「子どもの悪口が気になったり、パニックを起こしてしまいそうな環境を心配したり、
私だけでなく、きょうだいたちも心配になっています。
しかし、それでも、アレキサンダーは他の人と同じように経験ができるようにしようと決めたのです。」
「アレキサンダーは毎年、マヨルカ島で休暇を過ごすことを楽しみにしています。
そのために、私は軍事作戦のように計画を立てています。
島では、アレキサンダーは素晴らしく楽しく過ごします。
面白くて、愛嬌があって、リラックスしているただの少年になります。
適切な環境で、適切なサポートがあれば、どんなことでも可能になるのです。」
(出典・画像:英THE YORKSHIRE POST
自分の世界を押しつけない。
 
ただ一方で、こっちの世界で生きていくには、そのために必要なことがあるので、自分の子どもも含め相手を尊重した上で、学ぶべきことは学んで頂く。
そして、違う見方をするために発見できたことは、こちらが教えて頂き学ぶ。
つまり、お互いを尊重することによって、お互いに得られるメリットがある。
多様性が推進される理由ですね。
自閉症の子どもたちは物理的な世界を探求する

(チャーリー)

 

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