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発達障害の人は非言語部分を見逃してしまう

time 2018/01/11

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発達障害の人は非言語部分を見逃してしまう

英国シェフィールド大学のディグビー・テイタム教授は、私たちの脳は生物学的なWi-Fiを使って、近くの人たちの微弱な信号をとらえて、性格やコミュニケーションに必要な情報を収集していると言います。

言語は私たちのコミュニケーションの全てを担っているわけではないことは知られています。
非言語によるコミュニケーションは重要なものです。

テイタム教授は、これをお互いを同調させる脳と脳のつながり「インターブレイン」と呼びます。

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私たちは他の人の視線を確認するだけでなく、においや化学的な変化も捉えています。

私たちはコミュニケーションをするときには言葉を使うだけでなく「見る」ことをしているのです。
それによって、本物の感情が浮かびます。これが共感となります。

「私の脳とあなたの脳、あなたの脳と私の脳を結ぶつながりです。
私はこれをインターブレインと呼んでいます。」

発達障害について研究を行ってきたテイタム教授は、発達障害の人はこのような人が発する微弱な手がかりを拾う能力が不足しているために、コミュニケーションの多くの部分を逃してしまっていると言います。

「発達障害の人はこのインターブレインがほとんど、または全くありません。

ボディランゲージなどについて何を意味するか理解していることもありますが、それはインターブレインの欠如を解決するものではありません。」

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これは、人が通勤中にはなるべく人と目を合わせないようにする理由にもなります。
あまりにも多くの情報であふれているために、脳が理解できなくなってしまうからです。

コンサートやサッカーの試合などで、多くの人が一緒になって楽しむ理由にもなります。
ここではお互いに調和しています。共鳴しあっています。
そうして、感情を共有し超越感を得ることができるのです。

また、インターブレインはネガティブなことの影響も受けます。

人から傷つけたりすれば、インターブレインは切れてしまいます。
その人を人として知覚することができなくなるのです。

テイタム教授は、またインターネットがインターブレインを混乱させていると言います。

インターネットは、人がコミュニケーションを行うことをさらに煩わしくし、人を内向的にさせる原因になる可能性があります。
実際に顔を合わせれば、身振り手振り、音や汗、におい、そしてタッチされることもあります。

これらは全てがコミュニケーションを構成するもので、言葉を助けるものです。

インターネットでは、それらの全てを逃してしまうために相互理解を困難にさせてしまうのです。

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目に見えるものだけでなく、においは重要なや役割を果たしています。

「鼻に最も近い脳の部位は眼窩前野になります。
コミュニケーションの基本的な部分を支えるそれがそこにあるのは、においに関係するからでしょう。」

(出典:ルーマニアZME SCIENCE)(画像:Pixabay

人が発する言葉ではない微弱な発信を捉えられない。というばかりではなく、むしろ捉えすぎてしまう方もいると思います。

捉えすぎてしまう場合には、むしろインターネットでのコミュニケーションは助けにもなるはずです。

コミュニケーションとはそもそも難しい、みんながみんなできるわけではない。

そういった前提のほうがうまく、本当のコミュニケーションができるのではないかと私は思っています。

「恐怖のにおい」に恐怖しない発達障害の人

(チャーリー)

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