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発達障害の人たちと虐待された動物たちがふれあい助けられる

time 2018/09/30

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発達障害の人たちと虐待された動物たちがふれあい助けられる

シンディー・オールは動物救護センターで、必要とされなくなった馬を救う活動をしています。
そして馬が人間の恐怖、うつ、孤独から救ってくれること、そしてコミュニケーションを改善してくれることを知りました。
オール自身もPTSD(心的外傷後ストレス障害)と慢性的な疾患をかかえています。
馬と一緒にいることで、セラピーを受けているのと同じような経験をしてきました。
そしてセラピーの先生から、オールは助言をされました。
「他の人たちにも、馬に救われていることを教えたらと言われたんです。
私もそうだと思いました。
人を必要としているPTSDをかかえている馬もたくさんいるんです。」
オールはこれまでの10年間、ここで馬を助ける活動をしてきました。
米オレゴン州リン郡のウォータールーにある動物救助センターには現在、22頭の馬がいます。
そして、最近は26匹の犬も受け入れました。
犬がときには、馬よりも人気になっていることもあります。
「馬を怖いと思う人も多いんです。」
1年前から隔週の土曜日に、この動物救助センターに発達障害など困難をかかえる人たちがやってきます。
発達障害の人やPTSDなどの人たちです。
ここに来る人たちは馬に乗ることはありませんが、餌やりをしたりして馬とふれあいます。
a3 発達障害の人たちと虐待された動物たちがふれあい助けられる
「馬はとても人を落ち着かせてくれるんです。
私は認定されたサポートスペシャリストになりました。
多くの人に動物と一緒に素晴らしい時間を過ごしてほしいと思っています。」
そう、オールは言います。
発達障害のニコルとクリステルが馬とふれあうためにやってきました。
ニコルは馬の鼻と首をなで、ニンジンやリンコをあげました。
12頭以上の馬にふれることができて、とても喜んでいます。
「馬たちはすごくきれい!すごく楽しいです!」
そうニコルは叫んでいます。
クリステルは、歳をとったチワワを最初は抱いていましたが、時間が経つと馬の頭をなでられるようになりました。
a2 発達障害の人たちと虐待された動物たちがふれあい助けられる
オールを手伝う、ボランティアのデニス・シュリツカスは馬は人間の見た目、知的能力など一切を気にしないと言います。
「馬たちもただ、人間と仲良くなりたいんです。」
ボランティアにも、ここを訪れる発達障害の人たちと同じくらいに良い影響があるといいます。
デニス自身と14歳の娘のシモンルイスも助けられたのです。
「うつ病から立ち直った人たちを私は見てきました。
ここで過ごすようになってから、笑顔が浮かぶようになっていたんです。
私もそうでした。」
デニスもPTSDをかかえています。馬に助けられてきました。
「ここに来ると、気分が安らぎます。
私も馬たちが大好きです。
ここにベッドを置いて、ずっと一緒に生活したいくらいです。」
別のボランティアのクリス・フォレストは、動物も人間もどちらも同じものを必要としていたと語ります。
それは忍耐、優しさ、共感です。
虐待されてきた馬たちは、恐怖に対する感覚が敏感になっていて、人間がそうなっていることも感知するといいます。
馬はゆっくりと安定した呼吸と動きで、そうなっている人間を穏やかにしてくれるといいます。
「馬たちは人間のことがよくわかるのです。」
そして、動物たちに恐怖を感じないようにさせるために、人間も穏やかになれるように学ばなければなりません。
忍耐と練習が必要で時間もかかりますが、できるようになるといいます。
「特別な関係を感じるんです。
捨てられたように感じている人間と、捨てられた馬が通じるのです。
誰も間に入ることはできません。」
a4 発達障害の人たちと虐待された動物たちがふれあい助けられる
この動物救護センターにいる馬の何頭かは、新しい飼い主のもとへ行きます。
州の保安官の事務所や動物を愛する人たちのところへ。
オールの動物救護センターは非営利団体となっており助成金や寄付に頼っています。
現在はオールたちも給与を受け取ることができていませんが、よりこの活動を大きくしたいと願っています。
退役軍人、家庭内暴力を受けた女性、さまざまな問題をかかえている人たちがここに訪れることができるようにしたいと考えていますが、現状ではその実現は難困難です。
ボランティアに多くを頼らなければなりません。
ここでのボランティア活動には大きな価値があるといいます。
人間はふだんの生活から離れて、動物にふれることができます。
そして、ここに来た虐待された動物たちも人間の全てが悪いわけではないことを知ってくれるそうです。
(出典・画像:米Gazette Times
虐待を受け、自らも困難を経験してきた馬や犬だからこそ、よりわかってくれるのでしょう。
動物も人もお互いに助け合って、救われる、こうした活動は末永く続いて頂きたいと願います。
子どもが発達障害でつらいときに助けてくれるラブラドールの子犬

(チャーリー)

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