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発達障害の子たちを魅了する地下鉄。好きなこと理由はいろいろ

time 2018/11/24

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の子たちを魅了する地下鉄。好きなこと理由はいろいろ

トラビス・ハゲットにとって地下鉄は交通手段でしかありませんでした。
そして、トラビスは発達障害の息子をもつことになりました。
発達障害のオルソンにとって、地下鉄はただの交通手段ではありませんでした。
癒しを与えてくれる、無限の魅力があるものです。
どんな目的地よりも、地下鉄への興味で頭はいっぱいです。
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トラビスは列車が大好きな発達障害の子どもたちの写真を撮ることをはじめました。
「地図や時刻表が大好きな子もいます。」
また、実物の列車よりも模型が好きな子もいました。
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混雑した列車が苦手であっても、もっとストレスがかかりそうなことのために列車に乗る子もいました。
遊園地のジェットコースターに乗るためには、地下鉄に乗れる子です。
「いろんな子がいました。多様性を知りました。」
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ニューヨークにある交通博物館では、2010年から発達障害の子のための取り組みを行っています。
地下鉄という共通の関心事をつかって、発達障害の子どもたちの社会的なスキルを向上させるものです。
今年からは、高校生向けにも始めています。
「発達障害の子たちがコミュニケーションができるようになること、そして友だちができることを目的としています。」
そう交通博物館の副館長のレジーナ・アスポルノが言います。
レジーナは8年間、地下鉄が大好きな発達障害の子どもたちとつきあっています。
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しかし、どうしてこんなに好きなのか、はっきりとはわからないといいます。
同じようなかたちが連なっている姿や、固定されている道、定期的な運行などが、おそらく発達障害の子に好ましいものだからではないかと考えています。
しかし、それぞれの子どもにそれぞれの理由があるはずだといいます。
「私の息子は、そうした点が好きなわけではないようです。
息子は時刻表や路線図には興味をもっていません。
地下鉄が好きだからといっても、みんなそれぞれの理由があるようです。」
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トラビスが写真を撮ったのは、多くは週末に発達障害の子は親と一緒に列車に乗っていたときです。
「大好きなことをしている瞬間を写真に撮れることは、すばらしいものです。
ほとんどの子どもたちは、私に気を取られることもなく、列車に夢中になっていました。」
(出典・画像:米The New York Times
うちの子も大好きなものがあります。
それは本の表紙だったり、チラシだったり。もちろんすべてではなく、好みがあります。
何か、大好きになってしまう絵や写真がある場合なのでしょう。私が見ても、はっきり好みのパターンをつかむことができません。
今、ずっと手にして離さないのが「バイオハザード」ゲームソフトのパッケージ。
好みのパターンがますますわかりません。
ジェットコースターが発達障害の子と親の世界を変えてくれた

(チャーリー)


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