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発達障害の息子の働ける機会として母親が芝刈りの事業で起業

time 2019/03/02

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発達障害の息子の働ける機会として母親が芝刈りの事業で起業

息子が就職できないことがもう嫌になりました。
母親のゾーイ・サンデルは自らこの問題を解決することにしました。

ゾーイは発達障害、重度の自閉症の20歳の息子、ブロディが働ける会社を作りました。

ブロディの人生は大きく変わりました。

「朝になると仕事に出かけることがわかっています。
息子は自分の作業靴をはいて、芝刈り機を押して他の人と同じように働いています。」

障害者の雇用を支援する取り組みや団体はありますが、重度の自閉症であるブロディは対象とされませんでした。

「少なくとも、グループになって働ける必要がありました。
ブロディには、つきっきりで見てやる必要がありますがそれは無理なことでした。」

母親のゾーイはブロディが芝刈りの仕事を始めてから自分に自信がついたといいます。

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「通常の学校に通うことはできませんでした。
他の子と一緒にいることは難しいと言われていました。

なのでこうして仕事をしていることにとてもやりがちを感じています。

息子を見てやってください。
今は自分の仕事を持っていて、働いています。

本当に誇りに思っています。」

ブロディの芝刈り事業には、もう60もクライアントがいます。

フラン・ガーランドはクライアントの一人です。

「ブロディには、もう1年ばかり芝を刈ってもらっています。
月に一度お願いしています。

私に向かって手を振ってくれるようになりました。
私たちの関係も変わりました。」

オーストラリアは、障害者雇用率がOECD加盟国の中ではとても低いものとなっています。
オーストラリアには自閉症と診断をされている人が16万4千人います。
そうした自閉症の多くの人が失業状態にあります。

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豪カーティン大学のソニヤ・ガドラー教授はこう言います。

「オーストラリアでは、障害と認定されている人の73パーセントが障害者年金が主な収入となっており、雇用されているのは6パーセントにしかすぎません。」

しかし、ソニヤ教授は正しいサポートがあれば、自閉症の人たちは職場で活躍することができると考えています。

「発達障害、自閉症はオーストラリアの社会が直面している、これからますます深刻になる問題です。
雇用率の低さはもう無視できません。
経済的、社会的な問題なのです。」

ソニヤ教授は自閉症の人たちには優秀な従業員になれる、素晴らしいスキルがあると言います。

「みんな時間をよく守ります。
そして細部への注意力、単調な作業でもずっと続けられる能力があります。
雇用する側が、こうした自閉症の人の強みを理解すれば、活躍できる仕事を生み出すことができるはずです。」

反復的な芝刈り機による作業は、ブロディにあったものです。
介助者のケリー・ウィルソンがそばについて、ブロディは週に2日、芝刈り作業をします。

「仕事があまりないときは、ブロディは怒り出します。
そして少しパニックになってしまうこともあります。
ブロディは芝刈りの仕事をもっと行って自立したいと考えているんです。」

ブロディが仕事に取り組み、自信をつけたのを見て、母親のゾーイはこの芝刈り事業を拡大していきたいと考えています。

コスタ・マトリアディスが新しいメンバーとして加わりました。

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コスタも学校を卒業すると、発達障害であるために仕事につくことができなかったと母親のケリーは言います。

「学校にいる間はたくさんのサポートを受けることができました。
学校を卒業してしまうと、それが全くなくなりました。

息子のコスタは、大きくなるにつれて、音や人に敏感になりました。
そして、叫んでしまうこともあって、外に連れて行くことも簡単ではありませんでした。

ずっと自宅で一人きりで過ごしていました。」

不思議なことに芝刈り機の音には、コスタは困りません。

「父親と一緒になって、自宅の裏庭でコスタは芝刈りを始めたんです。

5分以上、何かを続けることが難しいのに、父親と一緒になって45分の間、芝刈りを続けていました。

私は本当にうれしくなりました。」

コスタは今週に一度、芝刈り作業を行っています。

芝刈りの事業を始めた、ブロディの母親のゾーイは、自閉症の人たちを雇用するメリットをよりたくさんの雇用主に知ってほしいと願っています。

「息子のブロディは、仕事に行く日は満面の笑顔を見せてくれます。
仕事ができるだけで幸せなんです。ボーナスなんです。」

(出典・画像:豪abc

うちの子も芝刈り機を押すくらいのことはできそうです。

一緒に買物に行くとカートを押してくれます。

そんな簡単なことでも、ニコニコして手伝ってくれると本当にうれしく思います。

学校を卒業したら、こうして一緒に何かできれば、したいと思っています。

発達障害の青年と母は農業で起業し、発達障害の人たちを雇用する

(チャーリー)

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