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視覚、聴覚、知的障害などの方を助けるGoogleのAI技術

time 2019/05/21

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視覚、聴覚、知的障害などの方を助けるGoogleのAI技術

世界保健機関(WHO)によれば、世界人口の約15パーセント(10億人以上の人々)が何らかの障害をかかえています。
そして、これらのうちの約2億人が仕事や公共の環境でひどい困難を経験しています。

これまでに、障害のある人の生活を補聴器や画面読み上げソフトが改善してきました。

そして、テクノロジーの巨人が進歩した人工知能を利用することで、障害のある方の困難を軽減し新しい未来を作ることに貢献しようとしています。

デジタルアクセシビリティと障害者の参加を促進することを目的とした、第8回年次グローバルアクセシビリティ認識デーが開催されました。

グーグルはこの分野で先頭を走る企業です。
障害のある人が世界にアクセスしやすくなるように設計したAIのアプリケーションや装置を開発しています。

アクセシビリティエンジニアリング担当のGoogleプロダクトマネージャのパトリック・クラリーはこう言います。

「Googleは設立当初から、世界中の情報を整理し、広くアクセスできるように役立つことを使命としています。
アクセシビリティの分野でも、革新的な存在になります。」

クラリーは11年前に事故で脊髄を損傷し、現在は車椅子での生活をしています。

クラリーは視覚障害、聴覚障害、ALS、知的障害の人の役に立つAI技術製品について、Google I / O開発者会議で発表を行いました。

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Lookoutは視覚障害の人に役立つよう設計されたモバイルアプリケーションです。

身の回りの環境についてリアルタイムで伝えてくれます。

近くにいるのは誰なのか、何があるのか、どんな状況なのか、何が書かれているのか。
それらを音声で伝えてくれるものです。

アプリはまわりの環境にあわせて、精度良くAIを機能させるために、「ホーム」「仕事」「遊び」モードを切り替えて利用できます。

アプリが世界を理解するために必要となる大きな課題の一つは、ユーザーのまわりの環境にある何千もの物や人から、重要なものを絞り込むことです。
Googleの開発者は、最も求められる結果をユーザーに提供できるようにするために、さまざまな重み付けや分析手法を試行錯誤してきました。

クラリーは、Google Lookoutを視覚障害の人にテストしてもらったときのことをこう言います。

「彼女はガレージにいました。
Lookoutが『人がいます。』と答えました。

彼女は誰もいないと思っていました。
彼女は誰がいるのか質問をすると『小さな女の子』とLookoutは答えました。

実際に小さな女の子がそばにいました。

『ああっ、ママよ!』
彼女はそう言いました。それは彼女にとって生活を大きく変える大きな体験となりました。」

Live Captionは、Android Qデバイスで再生されているビデオまたはオーディオに対して、リアルタイムの字幕を生成するものです。
これは、聴覚障害のある推定4億6,600万人の人々にとって、画期的な機能となります。

Live CaptionのAIはデバイス上で実行されるため、ユーザーの個人データがデバイスから流出することもありません。
字幕は、画面の好きな位置に表示することができます。

Euphoriaプロジェクトは、ALS、脳卒中、パーキンソン病などの神経学的状態によって引き起こされる言語障害を持つ何百万もの人々を助けるための研究開発プロジェクトです。

音声アシスタントのGoogle Assistantは、高度な音声認識アルゴリズムを利用して、これらの個人の音声サンプルを使用して音声認識モデルをトレーニングすることでその人に最適化されていきます。

ALS治療開発協会(ALS TDI)およびALSレジデンスイニシアチブ(ALSRI)と提携し、ALSの方たちの音声データを収集し、言葉の出ない方の言葉をサポートしようとするものです。

Google AIプロダクトマネージャのジュリー・カッチウは、さまざまな人のために機能するAIモデルを訓練し実現できるだろうと言います。

「私たちが言語療法から学んだことの一つは、言語障害についていくつかのタイプが存在するということです。
同じ状態にある人は同じような発声を行っているのです」

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プロジェクトDiva(DIVersely Assisted:多様性のサポート)は、ダウン症や知的障害のあるユーザーがGoogleアシスタントを利用しやすくなるための補助機能です。

Divaのインターフェイスに接続された大きなボタンが、Bluetooth経由でGoogle Assistantに接続します。
ユーザーはボタンを押すことで、音楽やニュースの再生、アシスタントによる冗談の指示などのその人にあった動作をさせることができます。

グーグルを始め、テクノロジーの巨人たちに個人のプライバシーへの懸念などが叫ばれていますが、
障害のある人たちの生活を大きく向上させようとするこうしたAI技術の取り組みは、社会をより良くするものに間違いありません。

(出典・画像:米Synced

Google様の取り組みには本当に期待しかありません。

うちの子は重度の発達障害、知的障害でお話することもできません。

言葉にはなっていないものの、声は出しています。

情けないですが、親であっても、声の違いはわかってもそれと感情や行動とのつながりがわかっているとはいえません。

AIがサポートしてくれれば、それがもっとわかりやすくなるはずだと思っています。

笑っているときはいいんです。

泣いたりしているときに何が原因なのかすぐにわかりたいのです。早く助けたいのです。

Google様であれば実現できると思っています。

発達障害の子への療育ロボット。人間の困難を軽減してくれる未来

(チャーリー)

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