発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

発達障害の生徒はキッチンで自立に向け責任を学び自信をつける

time 2020/02/11

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の生徒はキッチンで自立に向け責任を学び自信をつける

アメリカでは障害のある人の失業率は、障害のない人の2倍です。
特別支援を必要とする若者が将来のキャリアを築く機会を提供するプログラムが実施されています。
ここで取り組んでいる人の多くは、発達障害の生徒たちです。
「制限などは設けていません。通常の研修生と同じです。
これがうまくいっている理由だと思います」
そうシェフでインストラクターのウェンディ・ザッカは言います。
c4 c3 14歳から22歳の生徒たちの自立に向けて生活スキルを学べる、料理芸術高校の取り組みの一つです。
「ここは、予測しないことが起きない環境です。
そのために生徒たちは自分たちが目的をもって、何をすべきか理解することに集中して取り組めます」
そう教育サービスのディレクターのカミラ・ロチャは言います。
c2 c10 c1 c9
昨年アメリカでは、障害のある人の失業率は障害のない人の3倍に上りました。
この取り組みはそれを変えることを目指すものです。
それぞれの生徒たちが持つ強みに焦点をあてて、卒業後の仕事の体験を提供します。
「僕の仕事は、軍の基地でサンドイッチを作っています。
たいへんな仕事ですが、僕は得意です」
そう、2013年に卒業したあと就職したスチュアート・マルティネスは言います。
c6 c8 c7
ここで取り組んだ生徒たちは仕事に対する責任を感じるだけでなく、大きな達成感も得るといいます。
「一緒にキッチンで働いて、掃除をお願いし、生徒たちは生産性を上げていきます」
ザッカはそう言います。
生徒のカルロス・ラモスはこう言います。
「野菜を整理して、切り分け、材料集めと整理をします。」
生徒たちは自分ができるこをと知って、成長のために必要となる自信をもつことができています。
(出典・画像:米WNDU
うちの子は特別支援学校で園芸で訓練などをしているのですが、ときどき調理の子たちが作ったクッキーを持って帰ってきます。
親の補正が入っていることは間違いありませんが、とてもおいしくて、持って帰って来るといつもうれしくなってしまいます。
知的障害のある生徒たちが学校でコーヒーを販売し学ぶ機会に

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。