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自閉症の人は世界の見方が少し違うだけ。馬で他の人も助けたい

time 2020/07/25

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自閉症の人は世界の見方が少し違うだけ。馬で他の人も助けたい

レベッカ・エヴァンコと夫のマークは「ワイルダーウッド乗馬セラピーレスキュー」の創設者です。
レベッカは認知言語学の博士号を持ち、夫は医師です。

2年半前に夫婦が治療目的で馬を使用したさまざまな組織の調査を始めたことがきっかけでした。
それらのほとんどは、自閉症の人たちとの一緒に検討することなどなしに作られていました。

「私たちは仕事の引退後に、自閉症の成人に約に立つことをしたいと考えていました」

アメリカでは、自閉症の成人は推定で550万人います。
その3分の2は知的障害はないものの、運動機能や人とのやりとりなどに困難をかかえています。

「自閉症の人の多くは大学も出ていますが、その85パーセントは失業しています。
私たち自閉症の人は、世界の見方が少し違うだけです。
しかし、そのために仕事につくことが困難になっています。
私たちは助けたいと思ったんです」

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レベッカは、オーストラリアで育ち、幼い頃から馬に触れていました。
馬がまわりにいるだけで、どんな他の方法よりも落ち着かせてくれることに気づきました。

レベッカは自閉症と診断されるまでに、人生の大半が過ぎました。
15歳のときには親に捨てられ、高校を中退するなどの原因になったと考えています。

続けて教育を受けるために、テキサス州に引っ越してきたことも自閉症が原因です。
しかし、それがより良い生活をもたらしてくれました。

レベッカは研究活動を通じて、自閉症の成人のコミュニティに真に奉仕するためには独自の取り組みを行わなければならないと考えました。
マークは医師です。36年のキャリアがあります。
レベッカの16年間の大学教員としての教育とカリキュラム開発の専門的な経験とあわせて、二人は独自の取り組みのカリキュラムの作成に着手しました。

「私たちの過去のキャリアと人生が、今このときにこれをするためにあったように思えました。
自閉症の大人が職場や人生で成功するのを助けるカリキュラムを作ろうと思いました。
自閉症の人は、適切なサポートさえあれば、すばらしい価値を提供してくれます」

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出来上がった9ヶ月間のカリキュラムは、コミュニケーションスキル、注意を払う、整理、計画、自尊心とアイデンティティを育む、キャリア開発など、スキルを伸ばすための64の内容で構成されています。

「心理学者、教育の専門家、馬の専門家、教育者から意見を聞き、私のバックグラウンドである哲学と心理学の交差点である認知言語学の知見を活かしています」

しかし、新型コロナウィルス感染拡大のたまに、実施はずっと延期されていました。

「みんなマスクをし、ソーシャルディスタンスへの考慮も必要でしたが、自閉症の人たちに参加してもらい試験的なプログラムはほぼ完了できました。
素晴らしいフィードバックもあったので、それも反映させます。

私たちは、みんながこのプログラムの必要性を認識してくれたことにおどろいています。
このプログラムのユニークさが認識され、本格的な活動はこれからなのに、助成金も得ることができました」

彼らが受け取った助成金は、教科書の出版費用、ストレスレベルをモニターするスマートウォッチ、プログラムを通して参加者の一人を追ったドキュメンタリー動画の制作、来年の参加者のための4人のフルタイム参加と一人のパートタイム参加の奨学金をカバーします。

ワイルダーウッドは、米コロラド州立大学およびテンプル・グランディン馬術センターと提携しています。
これまでは主に子どもたちを中心に支援してきましたが、今後はをより多く大人に向けに活動をしていく予定です。

「彼らは私たちの研究と結果を見たがっています。
彼らは私たちの方法に非常に興味を持っていて、私たちが得たものを提供しています。
これは本当に私たちの愛の苦労の成果です」

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ワイルダーウッドが提供するプログラムは5つのトラックでカリキュラムを提供しています。
トラック1と5は必修科目で、その他は選択科目です。

「トラック1では自閉症について学びます。トラック5では、これまでを振り返り評価が行われます。
トラック2、3、4は馬の世話、乗馬、ガーデニング、瞑想、キャリアプランニングに重点を置いています。

自閉症の大人は仕事で発揮できる多くの強みをもっています。
信じられないほど忠実で細部にまでこだわる従業員になります。

しかし私たちは、自閉症ではない人が楽しいと思うような活動をすることができません。
できないのはそれだけなんです」

レベッカは笑いながらそう言います。
夫のマークによれば、パイロットプログラムに参加した一人がスマートウォッチを着用し、馬と過ごす前と後でストレスレベルをモニターしたところ、劇的な違いがあったと言います。

「彼女のストレスレベルは、馬の周りにいてグルーミングの練習をしただけで、中程度のレベルからほとんど0になりました」

ワイルダーウッド乗馬セラピーレスキューの使命は、自閉症の大人が自分の人生に大きな満足感を得られるようにすることです。
レベッカはこう言います。

「私の馬が私を救ってくれました。なので、私は馬で他の人も助けたいと考えたんです」

(出典・画像:英Chad

お馬さんや動物には、人とは違う、自閉症の人にとって良い力があるようです。

現在はなかなか難しい状況だとは思いますが、お馬さんの力を借りて多くの方々が自らの力を伸ばせる機会となることを祈っています。

乗馬療法が発達障害の子の器用さ、協調などを改善する研究結果

(チャーリー)

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