発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

発達障害の少年は、毎日自転車に乗って道路標識をきれいにする

time 2020/08/14

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の少年は、毎日自転車に乗って道路標識をきれいにする

発達障害の15歳の少年が新型コロナウィルスために変化した社会のなかで、自分を保つために町の道路標識の清掃などを行っています。

注意欠陥多動性障害(ADHD)を持つジョセフ・ビールは、地元をサイクリングしながら町をきれいにしていきます。
地域の人たちは、ジョセフが新しい道具を買えるように800ユーロ(約10万円)を寄付しています。

「多くの人から、

『よくやってくれた、ありがとう』

そう言われるんです。きれいになったことを喜んでくれるんです」

ジョセフはそう言います。

新型コロナウィルスの感染拡大のために、ジョセフは遠くに出かけたりすることはできなくなりました。
近所で過ごす時間が長くなって、町にある道路標識が汚れていたり、植物に覆われて見えなくなっていることに気づきました。

父親と一緒に作ったトレーラーに、枝切り鋏と掃除用具を入れてほとんど毎日、自転車で出かけています。

「植物に覆われていたり、汚くなっていたり、本当におどろきました」

母親のリサはジョセフが今していることを誇りに思っています。

「まわりの人たちが変わってきました。
私たちに近づいてきて、息子の努力と貢献に感謝してくれるんです」

Facebookに、清掃前と後の写真を投稿すると、多くの人からの応援メッセージが来ました。
新しい清掃道具の購入のために募金を募ると、一週間で800ユーロ(約10万円)が集まり、新しい道具もメーカーから贈られました。

ジョセフはこう言います。

「まだ見逃している道路標識があります、これからそれらをきれいにします」

(出典・画像:英BBC

多くの人からの反応もあれば、ますますやりがいも出てくると思います。

ただ一方で、こうして一人の少年の善意だけに頼るばかりでなく、もっと地元の人たちや行政に取り組んでほしいと思ったりします。

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(チャーリー)


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