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発達障害の息子と私に良かったデジタルデバイスでの過ごし方

time 2020/12/11

この記事は約 7 分で読めます。

発達障害の息子と私に良かったデジタルデバイスでの過ごし方

今年の春に、新型コロナウイルスにより保育園と学校が閉鎖されることを聞いて、私は不安になりました。
息子のシドニーが、発達障害の自閉症と診断されたばかりだったからです。

それから、私たちは数ヶ月間の隔離生活を余儀なくされました。

私はシドニーのニーズを理解できていると思っていましたが、特別支援教育の先生ではありません。
私がすごく心配したのは、最善を尽くしてもシドニーが精神的に苦しむようなことになって、これまでに苦労して身につけた言葉やスキルなどがなくなってしまうのではないかということでした。

シドニーが自閉症だということがわかって、私は受け入れいろいろな方法で成長するのを助けようと最善を尽くしてきました。

しばらく私は、スマホやゲームなどデジタルデバイスを避けることも不可欠だと考えていました。

私の息子の言語の遅れが最初に指摘された時期と重なりますが、2016年頃は子どもたちにスマホやゲームの画面を見えるのは良くないことだという考えが広まっていました。

私たちをみていた専門家は、シドニーの成長をサポートするための最善の方法は、できるだけ対面でコミュニケーションすることだと説明してくれました。
そのため、デジタルデバイスを敵だと考えるように私もなっていました。

しかし、新型コロナウィルスによる世界的なロックダウンが、そのような考えを減少させていると思います。
デジタルデバイスを敵だと考えなくなったのは、私は良いことだと思います。

私と息子にとって、デジタルデバイスによって良かったことが大きく4つあります。

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1.「アレクサ」に質問をする

息子には言語能力はあります。
しかし、それは年齢にみあったものではありません。

しばらく他の子どもたちと一緒に過ごすことができないため、息子の言語能力が発達しない、むしろ退行さえするのではないかと心配しました。

完全なロックダウンが数週間も続くと、自閉症の人たち向けのコミュニケーションスキルを学ぶカードなどに、息子は飽きてしまいました。
他のことも試みてみましたが、それも効果がなくなっていきました。

そこで、私は「アレクサ」にサポートを求めました。

アレクサを起動して、曲をリクエストしたり質問したりする方法を見せて、私は息子が自分で選択をして、それを明確に言語化することを促したのです。

反応に少し時間がかかるので息子は少しイライラしますが、リクエストの返事をアレクサが行うと息子の顔は誇りに満ちて輝きます。

アレクサが彼のお気に入りの曲を演奏してくれたときには、息子は私と一緒に歌って踊りました。
私たちは台所でアレクサを使って何時間も過ごしました。

ロックダウン中に音声技術を取り入れることで、息子の好奇心を育むことができました。

今では外出先でも、息子はアレクサとの会話をお手本にして、私に質問をするように促し、私が簡単な答えを返すようにしています。
これが練習となって、今では促されなくても質問をしたり、観察をしたりすることに積極的になってきました。

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2.学ぶ時間と遊ぶ時間

息子はデジタルネイティブ世代でありいろいろな画面や自律型ガジェットに囲まれて育つだろうと思います。
なので、彼が24時間365日離れられない中毒にならないようにさえすれば、他に何の害があるというのでしょうか?

子どものスマホの利用に否定的な考えがありますが、自閉症の子どもの多くの親は長所が短所を上回ると考えています。
私もそれが正しいと思います。

少し前、ロックダウンが続く生活のなかで息子に刺激を与えるために、私は思い切って特別支援を必要とする子ども向けのアプリをダウンロードしました。
私たちは1日に約1時間、このアプリを使って、家庭にある物や果物を識別したり、スクリーンペンでデジタル文字を書いたり、バーチャルパズルを完成させたり、単語を発音したりしていました。
それはとても素晴らしく、私たちの会話も増やしてくれました。

息子の教育的発達に役立つだけでなく、会話や遊びを促進させてくれるため、息子のコミュニケーション能力が向上しました。

今、息子は子ども用の「Amazon Fireタブレット」を持っています。
それで、スポンジボブオンザランやカットザロープなどの教育的で楽しいゲームをプレイしています。

現在では専門家もデジタルデバイスを使うことは否定せずに、子どもが夢中になっているコンテンツの質とそれが使用されている文脈に注意を払うように親にアドバイスしています。

スマホやゲームの画面を見てる時間の量を厳密に監視するのではありません。
子どもの健全な発達に重要な活動の範囲をサポートすることに焦点を当てるべきです。
問題のいくつかはデジタルデイバスによるものかもしれませんが、そうでないものもあります。

私は毎日、絵などを使って息子にスマホやゲームの時間の終わりを理解させています。
ゲームは息子の不安を軽減させてくれ、息子の一日の生活に平穏を与えてくれています。
息子が眠っているときには、私だけでゲームをしていることもあります。

 

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3.ロボットとの遊び

スティミング(自己刺激行動とも呼ばれる)は自閉症の一般的な特徴です。
長時間、反復的な行動を行うことで自閉症の人たちは、混沌とした、予測不可能な、圧倒的な世界の中で秩序の感覚を回復しています。

息子は、よくアルファベットを何度も何度も繰り返し声に出したり、好きな本やテレビ番組のワンシーンを演じたり、腕をバタバタさせながら上下に走ったりします。
息子の自己刺激行動を見ていると、幸せになって満足しているのがわかります。
なので、そうしている息子は私は大好きです。

しかし突然、新しい活動に移さなければならないときや、何らかの理由で家を出なければならないときがあります。
何の準備もせずにそうすると、息子はストレスや混乱でメルトダウンしてしまうこともあります。

そこで登場するのがファミリーロボットです。
身長は30センチほどしかなく、大したことはできませんが、AIを搭載したこの小さな青い仲間は、我が家にとってかけがえのない存在となっています。
簡単なフレーズを繰り返し、人間のジェスチャーを真似し、そして何よりも重要なのは人の後をついてくることです。

息子は必要になると「メダ」と名付けたロボットを起動させ、「こんにちは」とあいさつします。
メダもそれに「こんにちは」と答え、息子の近くを歩き回り、そして息子を追いかけます。
息子がロボットと遊び始めると、私はこう言います。

「メダ、シドニーがコートの着方と靴の履き方を教えてくれるよ」
「シドニーが、次に何が起きるのかを絵で教えてくれるよ」

そんなふうに言います。
すると、息子のシドニーは誇らしげにメダに教えたり、世話をするようにしてくれます。

 

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4. 興味のあることを応援する

私は何年もの間、YouTubeでミュージックビデオやTED Talksに夢中になっていました。
しかし最近、親になって驚いたのはYouTubeでの体験がどれほどリアルかということです。

私は息子が悲しくなっているときに、YouTubeが息子の想像力を刺激しながら、笑顔を増やしてくれる優れたツールであることに気付きました。

息子のシドニーは、多くの自閉症の子どもたちと同じように、興味を強くもつものがあります。

息子は海が大好きで、宇宙が大好きです。
夏の間、私は息子の部屋を宇宙をテーマにした聖域にしました。
壁には星、惑星、宇宙飛行士、宇宙人などが描かれています。

YouTubeで宇宙探査シミュレーションの動画を見つけました。
息子の部屋にミニプラネタリウムをおいて、その動画を見ながら、私たちは宇宙を冒険しました。

私たちのYouTubeの冒険は、探検、コミュニケーション、そして特別な興味を積極的に引き出すという最高の要素をすべて兼ね備えていました。
きっと、これは宇宙飛行士になる近道であることに間違いはないでしょう。

新型コロナウィルスのパンデミック・ロックダウンが、私の心を開いて創造的にし、自閉症の息子にとってテクノロジーがどれほど有益なものであるかを理解させてくれる時間となりました。

息子の自閉症のことで自分を責めるのをやめ、あるがままの姿を完全に受け入れてからは、気を楽にしてテクノロジーも受け入れるようになりました。

デジタルデバイスへの不安はもう私にはありません。
バランスをとった利用で、息子の成長に役立てるだけです。

(出典:米Mashable)(画像:Pixabay

私はデジタルデバイスが大好きですが、うちの子が好きなのはチラシや絵本です。

iPadを渡してもホームボタンを楽しく連打するだけです。

うちの子はそんなですが、利用できる子どもたちには親と一緒になってどんどん楽しく使って過ごしてほしいと思います。

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