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自閉症の人たちの感覚の問題を料理を通じて軽減。自信もついた

time 2022/05/07

この記事は約 4 分で読めます。

自閉症の人たちの感覚の問題を料理を通じて軽減。自信もついた

自閉症スペクトラムの12歳の少年、ジョジョ・ブランチ=ロドリゲスは、野菜や果物が苦手でした。
ブロッコリーやアボカドといった食品を食べるのにとても苦労していました。

しかし、ジョジョは驚異的な成長を遂げることができました。

米フェニックスに拠点を置く非営利団体「センサリー・クッキング」は、自閉症の人たちの感覚の問題を料理を通じて軽減しています。
ジョジョの母親のマリアはこう言います。

「私たちはいつもホットドッグやピザ、ハンバーガーを食べていて、健康的ではありませんでした」

センサリークッキングのコースを数週間受けた後、ジョジョの母親は、息子が新しい食べ物に挑戦し、ブロッコリーを食べたり、餃子などの料理のレシピを作ったりすることに前向きになってきたと語ります。

センサリー・クッキングの創設者兼ディレクターであるケイティ・マーウィンは、味覚、嗅覚、聴覚を融合させた感覚に配慮した料理教室で、生徒を夢中にさせます。
そうして、食べ物の味覚を広げながら運動能力や口腔能力を向上させる、感覚療法的なアプローチを行っています。

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オーティズム・スピークスの2017年の調査では、自閉症の子どもは食事の時間に困難を抱える可能性が5倍も高いことが明らかになりました。
自閉症スペクトラムの子どもたちは、感覚処理の問題 に悩まされることが多くあります。
そのために、その引き金となる味や温度、色、におい、食感など、日常的に口にするものを敬遠する傾向があります。

「ある種の食品は、痛みや胃の不調、消化器系の問題につながる可能性があります」

そう、作業療法士でAOTA(全米作業療法士協会)の実務従事・能力開発担当副社長のヴァレイシャ・D・ギブスは言います。

マーウィンは自閉症スペクトラムをかかえる息子がキッチンで苦労している姿を見て、インスピレーションを受けたといいます。

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現在、5歳から35歳までの12人の生徒を指導しています。
新型コロナウィルス感染拡大前には、介護者や作業療法士と一緒に対面で行っていましたが、現在はZoomで行っています。

マーウィンは、地元企業と提携し、Zoomでの料理教室のための食材は箱詰めし送っています。
この地元企業のエグゼクティブディレクターであり、管理栄養士でもあるステファニー・ルーカスはこう言います。

「本当に贈り物のような気分です。
中に食べ物が入っています。
このカードには食品について話すように説明が書かれています。
どうして、この食べ物を食べたほうが良いのか?
この食べ物は何に良いのだろうか?」

自閉症スペクトラムの子どもたちは、「偏食」だと思われています。
しかし、それは偏食の域を超えていると、作業療法士のギブスはいいます。

「実際に痛みを引き起こしている可能性があります。
触覚の防御は、実際には、脅威があるというメッセージを脳に送っている可能性があり、そうすれば、自動的に戦いに突入することになります」

なぜ、食物嫌悪が自閉症患者においてより一般的なのか、その正確な理由を説明することはいまだ困難です。
しかし、一部の研究者は腸内フローラに関する現在の研究の一部が、その説明につながると信じています。
自閉症の人は、腸内細菌のバランスが崩れがちです」

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母親のマリアは、息子のジョジョが自信を取り戻し、健康的な食品を気にするようになったのを目の当たりにし、とてもうれしく思っています。

「息子はより自信を持つようになりました。
それを見るのは素晴らしいことです。
本当にうれしくなります。

今では街で会った人に
『僕、料理が好きなんだ』と話すんです。

僕の好きな食べ物は、牛肉とブロッコリー、卵チャーハンとか。
料理が多くの扉を開いてくれています」

(出典・画像:米abc

ジョジョの奇妙な好き嫌い。

それが減って、自信もつけて、本当に良かったですね。

うちの子も小さな頃はすごく偏食だったのですが、特別支援学校の先生方の給食時のご支援で、何でも食べるようになりました。

あんなに心配したことが、今では

「無駄無駄無駄ーーーっ!!」

となってくれました。

自閉症の女の子は食事の問題をかかえる。とくに人がいるとき

(チャーリー)

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