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簡単な就寝前の習慣で自閉症の子の睡眠や不安を改善。研究

time 2022/11/10

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簡単な就寝前の習慣で自閉症の子の睡眠や不安を改善。研究

簡単な就寝前の習慣が、自閉症の子の睡眠を改善し、不安を軽減し、家族の幸福を高めることが新しい研究で明らかになりました。

豪モナシュ大学のニコール・リネハート教授が主導した自閉症スペクトラムの子どもの睡眠問題に関する最大規模の研究で、医師主導の行動的介入により、子どもがより良い睡眠を取れるようになることが明らかになりました。その効果は大きく、子どもの社会的、感情的、学業的機能の向上、両親のストレス軽減と精神的健康の改善につながりました。

オーストラリアでは、70人に1人が自閉症です。
自閉症の子の50から80パーセントが睡眠に大きな問題をかかえていると言われています。

Journal of Child Psychology and Psychiatry誌に掲載された今回の研究では、行動的介入は自閉症の子の睡眠問題を管理する実用的な方法であり、オーストラリアの医療制度に容易に組み込むことができることを明らかにしました。

リネハート教授のチームは、中度から重度の睡眠障害を持つ5歳から13歳の245人の自閉症の子を対象としました。

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子とその親は、小児科医または心理学者との50分間の対面セッションに2回参加し、それぞれ異なったオーダーメイドの睡眠を改善する方法を処方されました。

その方法は次のようなものです。

■ 就寝時間のフェードアウト
子どもがいつも眠りにつく時刻から、15分単位でその時間を早めていく。

■ 段階的に去る
子どもが眠りに落ちるまでずっと親がついていないようにする、その代わりに定期的に間隔を空けてそばにつく。

■ ベッドタイムパス
子どもに毎晩1回、部屋から出るための「フリー」パスを与える。

この方法で重要なことは、子どもたちが戦略の選択と実施に関与することで、課題に取り組み、変化への抵抗を克服するのを助けたことです。

2回のセッションの後、2週間後に電話による確認が行われました。
研究チームは、参加者がセッションの3ヵ月後と6ヵ月後に睡眠の問題が少なくなっていること、また子どもの感情、行動、生活の質、親のストレスや精神状態にもわずかながら改善が見られることを発見しました。

このプログラムは、マードック子ども研究所の研究者が開発し、成功を収めた「スリーピング・サウンド」療育介入を基に作られました。
最新の研究では、豪ディーキン大学、豪メルボルン大学、豪シドニー大学、豪モナシュヘルスの研究者も参加しています。

モナシュのクロンゴールド・クリニックの研究部長であるリネハート教授は、この研究は、行動的睡眠介入が子どもとその家族に大きな影響を与える可能性があることを示したと述べました。

「この研究では、睡眠の問題だけでなく、小児期の不安を軽減する可能性があることも示されました。
これは、不安が子どもの日常生活能力に多大な影響を与えることを考えると、重要な発見です。
とくに、パンデミック後に睡眠障害や不安障害、登校拒否が急増しているので、この短期間の療育介入は、子どもやその家族に幅広いプラスの影響を与える可能性があります」

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60家族を対象としたさらなる研究が、遠隔医療を通じてこれから開始される予定です。
リネハート教授はこう述べています。

「遠隔医療による臨床サービスは、メルボルンの新型コロナによる閉鎖期間中、自閉症スペクトラムの多くの子供や青年にとって救いの手となりました。
デジタルヘルスケアプラットフォームの利用が今後も続く中、私たちは、十分なサービスを受けていない障害者コミュニティと協力し、彼らがどのようなサポートを必要としているか、どのようにすれば最も効果的にそれを提供できるかを理解することによって、さらに活用できるようにしていきます」

(出典:豪モナシュ大学)(画像:Pixabay

うちの子もなかなか眠ってくれませんでした。

ずっとたいへんでした。

特別支援学校の高等部に上がった頃に、おそらく変化によることからすごく辛くなったのでしょう、異常な行動をするようになり、それから薬を飲ませるようになりました。

その後、幸い高等部にも慣れ、夜も寝てくれるようになりました。

それから薬を服用するようになり、ずっと夜もよく寝てくれます。

私も眠れるようになりました。

子どもが「寝ない」のは、家族にとって本当に大きな負担です。

なるべくそうした薬は飲ませたくないと長い間がんばってきましたが、現在の本人の状況を見ても、薬を飲ませるようになって本当に良かったと今は思っています。

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(チャーリー)

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