発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

自閉症の私が書いたメール。ChatGPTが書いたと思われた

time 2023/07/25

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

自閉症の私が書いたメール。ChatGPTが書いたと思われた
  • メールやテキストの中で伝わる「温かみ」とは何か?
  • AIと人とのコミュニケーションにおいて、どのような違いがあると感じるか?
  • コンピュータプログラムが個人のメッセージを送信する際の配慮すべき点は何か?

米パデュー大学の助教授、ルア・メア・ウィリアムズは自閉症と診断されています。
ある共同研究者に電子メールを送ったところ、メールに「温かみ」がないと、これはAIが送ったメールだと非難される出来事がありました。

37歳のウィリアムズはコンピュータサイエンスの博士号を取得していますが、発達障害をもつ人や、英語を母国語としない人たちのメールが、AIによるものだと誤解される危険性があると警告しています。

「子どもの頃は、私がロボットのように話すとからかわれました。
自閉症の子どもには、よくある体験です」

こうした誤認が、障害を持つ誰にでも起こりうることを示すために、この出来事についてTwitterで共有しました。

メールを送った研究者は、研究者はウィリアムズの電子メールに対してこう反応しました。

「よくできたAIのメールですね、しかし、温かみがありません。
私は、人とメールをしたいのです」

ウィリアムズはこう答えました。

「AIによるメールではありません。
自閉症の私が送ったメールです」

初めて「AIとみなされた」瞬間でした。

ウィリアムズは大学では、ユーザーエクスペリエンスデザインプログラムで教鞭を取っています。
新しい最先端技術のデザインに焦点を当てながら、学術界や科学コミュニティの他の研究の審査を行っています。

ウィリアムズがこの出来事をツイートしてから、約1000万回閲覧されています。

「Chat GPTや他のAIボットの普及以来、共同研究者たちが全ての学生の作業に「疑いの目」を向けています。
私のパデュー大学も他のどことも同じです。
Chat GPTを使って学生全員が不正を行っているかもしれないと、教授陣の間には多くの不安があります」

しかし、ウィリアムズは発達障害をかかえる学生や、英語を母国語としない学生への配慮が十分でないと指摘し、同僚の教授たちには、明確な証拠なしに学生たちを不正行為で非難することに用心する必要があると警告します。
自閉症など発達障害をもつ人を、不正行為をしていると誤認してしまうリスクについて、共有しなければならないと言います。

さらには、正式には発達障害と診断されていないものの、困難をかかえる学生たちや、他の人々とは異なるコミュニケーションをしている可能性を大学システムの中で示すことができない学生たち、のことをとても心配しています。

「彼らは反論することも難しいはずです。
AIがますます知能を高めるにつれて、AIを使って不正行為をする学生と障害によって特定の方法でのコミュニケーションになる学生を区別することがますます困難になることを、みんな予想しています」

(出典:米NEW YORK POST)(画像:AIにより作成)

発達障害などでない人のメールであっても、AIが作ったものとの区別は既に難しいです。

AIを使ったものを単純に「不正」とし、それを判別しようとしても、それはそれは無理ゲーになっていくはずです。

また、伝えることに困難をかかえている方が、AIによって伝えたいことが伝えられたのなら、それは絶対に「不正」としてはならないはずです。

発達障害などの人にChatGPT、AIができる5つのこと

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから
福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。