
この記事が含む Q&A
- 自閉症やADHDを持つ子どもが警察官の役割を模倣することは、どのような心理的利益がありますか?
- 自己肯定感や社会性を育む良い機会となり得ます。
- 子どもが安全意識を持つことに対して親はどのようにサポートすれば良いのでしょうか?
- 子どもの興味や関心を尊重し、安全を守る行動を励ますことが大切です。
警察が大好きな自閉症の子が警官の格好をしてパトロールし、地域の安全を守っています。
動画には、警察の制服を着て帽子をかぶった6歳のフィンリー・ボレンが、通りをパトロールして安全を保つ様子が映っています。
フィンリーは自閉症、ADHD、感覚処理障害を持っています。
フィンリーが職務を遂行しているときには、敬礼されることもあります。
母親のエマは、警官になることが彼の行動を良い方向に変えたと語ります。
「車は息子を見ればスピードを落とします。
そして、クラクションで挨拶されて、敬礼して手を振られます。
息子はどこへ行っても安全を見守りたがり、道路を監視するのが大好きです」
フィンリーの警察への情熱は約1年前に始まり、道路の障害物や標識、道路安全や警察の職務に強い関心を持つようになりました。
そして先月から、フィンリーは趣味を行動に変えることを決心しました。
自分の住む通りだけでなく、地元の駅や他の安全が必要な場所でも、フィンリーはパトロールを行っています。
フィンリーが職務を遂行している間は、母親のエマは隣に座ることが許されません。
「私も、息子がそうしているのが大好きです。
なので、一緒に座りたいのです。
ですが、息子は自分が正式な警官でないとは思われたくないので、隣に私が座るのを嫌がります。
でも、母親として6歳の子どもが道路に座って交通整理をしているのをただ見ているわけにはいきません。
いつもそばに、しかたないので、立って見守っています」
(出典・画像:英The Scarborough News)
これはこれは、かっこいいかわいい警察官です。
親子で楽しく安全に、職務を遂行していただきたいと思います。
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(チャーリー)