発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

発達障害の子を変えるファッションショー

time 2017/05/31

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の子を変えるファッションショー

ファッションショーが行われました。
しかし、このファッションショーは少し違います。
5人の発達障害の子がモデルとなりました。
これまでに、きびしいいじめに会った子どもの親たちは、このイベントで子どもの生活が変わったと言います。
このイベントは、ファッション・オーナーズ・オーティズムという支援団体が開催したものです。
このイベントに参加した人にとっては、単なるファッションショーではありませんでした。
「息子を見ると、ドキドキします。」
そうマンディ・ブラウンが言います。
ブラウンの息子、パクストンは2歳の時に発達障害と診断をされました。
「息子が言葉を発することはないと、ずっと思っていました。
私を呼んでくれることなんてないと思っていました。
私を愛しているなんて言ってくれると思っていませんでした。」
5歳になったパクストンは、人とのやりとりを学び、自信もついてきました。
パクストンはこのファッションショーのモデルの一人です。
プロのモデルから3週間のトレーニングを受けました。
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「息子の精神が発達するのに、すごく役にたったと思います。
他の子どもや大人との交流を助けて、新しい環境にも慣れるようにしてくれました。」
そうパクストンの母親のブラウンは言います。
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発達障害の子どもの多くが深刻ないじめにあっています。そして正常ではいられないこともあります。
「私たちは、息子と友だちとでサッカーをしようとグランドに呼んで、サポートしようとしました。
しかし、子どもたちは息子をからかって、息子にとってはつらいものでした。」
そう、モデルの一人の少年の母親、アビー・ハントンは語ります。
アビーの息子のケイシーが、モデルをやってみたいと言いました。
このファッションショーは、こういう子どもたちが、やってみたいと思っていたことをやれる機会となったのです。
「息子がどこまで出来るのか、私は楽しみです。」
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(出典・画像:米fox4kc.com
できないと思わないで、まずやってみるのを応援する。
こうありたいですね。
心配したり、人への迷惑を考えたりして、なかなか簡単ではなく、勇気をもったり、我慢しなければならないことも多いですけれど。
けれど、うまくいったら、みんなうれしくなるはずです。そして、そのうれしさはずっと役に立ってくれるものです。
 
この方も服が大好きで、デザイナーになりました。
自閉症デザイナーが伝える真に取り組める力

(チャーリー)


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