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発達障害の子の運動機能がテレビゲームで向上

time 2017/06/07

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発達障害の子の運動機能がテレビゲームで向上

テレビゲームが発達障害の子の発達を助けるものになるかもしれないという研究結果が発表されました。
“the Journal of Science and Medicine in Sport”に掲載された豪ディーキン大学の研究によると、体が動いてしまうようなテレビゲームで、発達障害の子どもの運動能力が向上できると伝えています。
リサ・バーネット博士が述べます。
「知的障害、発達障害、ダウン症、脳性麻痺など、運動機能の問題をかかえる子どもたちは、発達できる機会を持つことができないことがあります。
体が動いてしまうようなアクティブなテレビゲームは、こういった子どもたちにメリットがあるようです。
このようなテレビゲームでは、遊ぶ時に体が動きます。
特定のアクションやスポーツをテレビゲームですることによって、自然に体を動かします。
プレッシャーのない状況で、体を動かすスキルを習得するのに役立つのです。」
バーネット博士はこのようなテレビゲームを行った後に、発達障害の子の運動機能が大きく改善したと述べています。
「発達障害の子がスポーツに興味を持って、参加したい気持ちにもさせてくれます。
肉体的、精神的に大きな利益をもたらします。
すべての子どもにとって、体を動かして遊ぶことは重要なことです。
それは、動くことの基礎、バランスをとる、走る、ジャンプするなどのような運動ができるようになる手助けになるのです。」
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研究者のゾイ・ペイジ博士はテレビゲームは子どもにとって重要な療法の一つになる可能性があると述べます。
「子供たちはテレビゲームが大好きです。
大人になっていくのに必要な運動機能を楽しい方法で学べる機会になります。
そして、障害のある多くの子どもたちにとって、平等な立場で、きょうだいや友だちと競うことができる方法です。
理学療法士の指導を受けながらテレビゲームを楽しんだ時には、一番効果がありました。」
ペイジ博士は、発達障害の子どもたちに、テレビゲームを確かな根拠の基づいた療育方法として使っていくために、さらなる研究を行っていくと述べています。
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(出典:豪Gold Coast Bulletin)(画像:Pixabay
アクションゲームやスポーツゲームは、熱くなってくると体も動いています。
きっとそのような状態の時の脳は、スポーツを行っているときと同じなんだろうと察します。
そして、運動ができない人、できる人が同じような立場で競い、楽しめるのも大きなメリットがあるだろうことは、その通りだと思います。
一緒に楽しめて、かかえる問題が改善されていくのなら、こんなにうれしいことはありません。
うちの子どもはテレビやスマホでのゲームには関心を示しませんでしたが、スマホを箱に入れて目にあてるVRの時は頭を動かしてきょろきょろして、少し楽しそうにしていました。
テレビを超えて、もっとリアルで刺激的、働きかけてくれるものになれば、まわりに関心のうすかった子どもでも、関心をもって取り組める、さらにたくさんの子どもにとって良いものになるかもしれませんね。
 
ただ、中毒とまで言われるほどの、やりすぎは問題になりそうです。
発達障害の息子がゲーム中毒なので全部禁止

(チャーリー)


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