発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

自閉症の私は話しかけやすく、友情も築く「トレイル」に感謝

time 2023/05/30

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

自閉症の私は話しかけやすく、友情も築く「トレイル」に感謝

5,6年前、ネットで知り合った人が私にメッセージを送ってきました。

「あなたは自閉症かもしれない」

私はそれを快く受け取ることはできませんでした。
善意で送ってくれたのだとわかっていましたが、私はそれを侮辱として受け取りました。

このメッセージは私の脳裏に深く刻まれました。
なので、調べました。

自閉症の特徴のリストを読み、自分がほとんどすべての特徴を持っていることを知りました。
しかし、自分が本当にそうだとは思いませんでした。
それでも、考え込むようになりました。
私の脳内でより多くのスペースを占めるようになりました。

私は、特に子どものころは、いつも苦労していました。
10代のころは、酒を飲むことで人付き合いの問題を解決していました。

私は母に電話をかけました。
気まずそうに、自分は自閉症ではないかと尋ねました。
母はこう返事しました。

「気づかないかもしれないと思っていた」

私は子どもの頃に、アスベルガーと診断されていました。
現在は自閉症スペクトラムに分類されます。

自閉症と診断されなくても、社会生活は送ることができます。
それでも、人との交流、友人関係、人間関係には影響があります。

知っている人たちとは簡単に付き合えるし、素晴らしい友人たちに恵まれて私は幸せです。
でも、新しい人に会うのはいつも苦労しています。

私は「トレイル」に感謝しています。

私は社会的な生活を送るためだけにここに来るわけではありませんが、長距離ハイキングが好きでなかったら、私は多くの痛みと苦しみから逃れられなかったでしょう。

誰にでも話しかけるのは気まずいし、誰が話しかけられたがっているのか、声をかけられたがっているのかわからない、普段の世界とは違って、トレイルは気楽です。

みんなが大きな共通点を持っているからです。

どこから出発したのか、どれくらいの距離を歩いたのか、などと聞くことが簡単にできます。
その人のハイキングや一日のことを聞いても気味が悪く思われることもありません。

友情もすぐに芽生えます。
人はつらくなると本当の自分を見せ、絆がすぐに結ばれるからです。

背の高いひげ面の男で、タトゥーも入っていることで、自閉症の私はときどき無作法者とも思われます。
何年もの間、私はただ無礼な態度でした。

しかし、トレイルでは、自分のコンフォートゾーンから一歩踏み出し、トレイルでは同じようにハイキングをしている人と話をするようにしています。
オープンでハッピーになるように心がけています。

いつもの服装、迷彩柄のパンツと黒のバンドTシャツとは違って、全く違う明るい柄の服も着ています
私は幸せと癒しのためにトレイルにいます。

(出典・画像:米THE TREK

確かに、共通の目的と困難を経験している最中であれば、話題に困ることもなくすぐに友情も芽生えそうです。

すごくいいですね。

自然公園の中に設けられた自閉症の人や家族のためのトレイル

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから

最近の人気記事

福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。